ムダ毛の自己処理に家庭用脱毛器を使う人が増えています。脱毛サロンに通わずに、自宅で好きな時に手軽にケアできるのが魅力ですよね。でも、「脱毛器を使うのに適したタイミングがわからない」「効果的な使い方が知りたい」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
脱毛器の効果を最大限に発揮するには、毛周期に合わせて使うのがポイントです。今回は、脱毛器を使うベストなタイミングと、正しい使い方についてご紹介します。ムダ毛のないつるすべ肌を目指しましょう!
脱毛器を使うタイミングは毛周期に合わせよう
毛周期とは何か?成長期・退行期・休止期について解説
効果的に脱毛するためには、毛周期に合わせて脱毛器を使用することが重要です。毛周期とは、毛が生えてから抜け落ちるまでの一連の流れのことを指します。毛周期は主に以下の3つの期間に分けられます。
- 成長期:毛が活発に成長している時期
- 退行期:毛の成長が止まり、毛根が縮小していく時期
- 休止期:古い毛が抜け落ち、新しい毛が生えてくるまでの時期
脱毛効果が期待できる毛周期は成長期
脱毛器の光は、毛根のメラニン色素に反応して毛根を破壊することで脱毛効果を発揮します。毛根が活発に活動している成長期の毛に照射することで、最も高い脱毛効果が期待できます。
毛周期 | 脱毛効果 |
---|---|
成長期 | 最も高い |
退行期 | やや低い |
休止期 | ほとんどなし |
最初は1~2週間に1回のペースで照射するのがおすすめ
部位によって毛周期の期間は異なりますが、おおよそ以下のような周期で毛が生え変わります。
・顔:約2~3週間
・腕・脚:約4~6週間
・VIO:約4~8週間
効果的に脱毛するためには、最初のうちは1~2週間に1回のペースで照射し、徐々に照射の間隔を広げていくのがおすすめです。ただし、肌の状態を見ながら無理のないペースで行うことが大切です。
脱毛器を使う前の準備と手順
脱毛器を使う前日までにムダ毛処理を実施
脱毛器の光は、黒いものに反応しやすいため、長いムダ毛が生えていると光が分散されてしまい、脱毛効果が弱まります。前日までに、軽くムダ毛をシェービングしておくことで、脱毛効果がアップします。
肌に優しい電気シェーバーを利用したムダ毛処理がおすすめ
カミソリを使うのも一つの方法ですが、肌に直接カミソリが触れるため、負担がかかり肌を傷つけてしまうリスクもあります。肌を傷つけず安全に処理するには、電気シェーバーがおすすめです。
照射モードの設定方法
照射レベルや照射方法(連続ショット等)を設定します。最初は、照射レベルを一番低いレベルに設定して照射を行うか、パッチテストを行うと安心です。肌に赤みやかゆみ、腫れなどが生じていないか確認をします。異常が見られなければ、1段階ずつ照射レベルを上げていきます。
もし脱毛後に肌が赤みを帯びた場合は、保冷剤や冷やしたタオルで照射部位を冷やします。それでも赤みが引かず長引く場合は、皮膚科医に相談しましょう。
脱毛器の正しい照射方法とアフターケア
照射時の注意点:ホクロ・シミ・ニキビの保護、目の保護など
脱毛器を使用する際は、いくつかの注意点を守ることが大切です。まず、顔や肌にボディクリームや化粧水・乳液がついていると、脱毛効果が下がってしまう可能性があります。脱毛をスムーズに進めるためにも、しっかり落としてから照射しましょう。
また、肌トラブルを防ぐために、ホクロやシミ、ニキビがある部分は避けて照射する必要があります。間違えて照射しないよう、肌色のシールや絆創膏などで保護しておくことをおすすめします。
さらに、脱毛器の光は黒い色に反応するため、目に当たってしまうと眼球を傷めてしまう可能性があります。照射時にはサングラスを装着し、目を保護することが重要です。
照射後の肌を冷やすケアと赤みが引かない場合の対処法
脱毛器を使用した後、肌が赤みを帯びることがあります。このような場合は、保冷剤や冷やしたタオルで照射部位を冷やすことで、肌の炎症を抑えることができます。それでも赤みが引かず長引く場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
照射後の保湿ケアの重要性とおすすめアイテム紹介
脱毛器を使用した後は、肌が乾燥しやすくなっているため、保湿ケアが非常に重要です。照射後は肌に熱がこもって、水分が蒸発しやすい状態になっています。そのまま何もしないと、肌にダメージを与えてしまうので、クリームやローションでしっかり保湿しましょう。
脱毛器を正しく使用し、適切なアフターケアを行うことで、ムダ毛のない美肌を手に入れることができます。ぜひ、上記の点に注意しながら、家庭用脱毛器を活用してみてください。
デリケートゾーンの脱毛におすすめの脱毛器の選び方
VIO・ビキニラインに使える専用カートリッジ付き脱毛器がおすすめ
デリケートゾーンの脱毛には、VIOやビキニラインの施術ができる専用のカートリッジが付いた家庭用脱毛器を選ぶことをおすすめします。デリケートゾーンは皮膚が薄く敏感な部位であるため、専用の脱毛器を使用することで、肌への負担を軽減することができます。
デリケートゾーンのお手入れには清潔な専用脱毛器を使用
デリケートゾーンは雑菌が繁殖しやすい部位でもあるため、衛生面にも注意が必要です。専用の脱毛器を使用することで、他の部位との共有を避け、清潔に保つことができます。また、使用後は必ず脱毛器を清掃し、衛生的に保管することが大切です。
デリケートゾーンの脱毛には、以下のような点に注意して、専用の脱毛器を選ぶようにしましょう。
・VIO・ビキニライン用の専用カートリッジが付属している
・肌への負担が少ない設計になっている
・清潔に使用・保管できる
これらのポイントを押さえて選べば、デリケートゾーンの脱毛も安全かつ効果的に行うことができます。
脱毛後の肌を守る紫外線対策を忘れずに
脱毛直後の肌は敏感で紫外線ダメージを受けやすい
脱毛直後の肌は、通常よりも敏感な状態になっています。そのため、紫外線によって大きなダメージを受けやすくなっています。脱毛後は、肌を守るために紫外線対策を徹底することが非常に重要です。
日焼け止めやUVカット帽子などで紫外線対策を徹底しよう
脱毛後の肌を紫外線から守るには、日焼け止めクリームの使用やUVカット帽子、日傘、UVカット服などを活用することが効果的です。特に、日焼け止めクリームは、脱毛後の肌に欠かせないアイテムです。外出時には、SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めクリームを使用し、こまめに塗り直すことをおすすめします。
美肌のためにも脱毛後の紫外線ケアが大切
脱毛後の紫外線対策は、肌トラブルを防ぐだけでなく、美肌を保つためにも重要です。紫外線は、シミやそばかす、しわなどの原因となります。脱毛後の敏感な肌を紫外線から守ることで、美肌を維持することができます。
脱毛後の紫外線対策におすすめのアイテムをご紹介します。
アイテム | おすすめポイント |
---|---|
日焼け止めクリーム |
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UVカット帽子 |
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日傘 |
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脱毛後は、肌が敏感な状態になっているため、紫外線対策を怠ると肌トラブルを引き起こす可能性があります。美肌を保つためにも、脱毛後の紫外線ケアを忘れずに行いましょう。
まとめ
脱毛器を使うベストなタイミングは毛周期の成長期で、最初は1~2週間に1回のペースで照射するのがおすすめです。使用前には軽くムダ毛処理をし、照射レベルを徐々に上げていきましょう。
脱毛直後の肌は紫外線ダメージを受けやすいので、日焼け止めやUVカット対策を徹底しましょう。正しい使い方で、ムダ毛のないつるすべ肌を手に入れましょう!