【2025年】加湿器の人気ランキング！タイプ別に選び方とポイントを紹介

冬場など室内の乾燥が気になる時期には、加湿器を設置して湿度を上手にコントロールしましょう。湿度のバランスが整っていれば肌の乾燥が起こりにくくなり、さらに風邪インフルエンザなどや気管支ダメージを予防する効果も期待できます。

この記事では加湿器のそれぞれ種類や、加湿器の選び方を詳しく解説します。また、現在販売されている加湿器の人気ランキングもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

部屋に加湿器を置くべき理由は？加湿器のメリット解説

加湿器には、乾燥したお部屋をしっかりと加湿してくれるという働きがあります。特に、空気が乾燥しやすい冬の時期にはぜひ加湿器を上手に活用したいものです。

室内の乾燥状態が続くと、人の体からは水分がどんどん失われ、乾燥してしまいます。すると、皮膚のかゆみや肌荒れといったトラブルが起こりやすくなるのです。

また、空気の乾燥によって起きる口腔や鼻の粘膜の乾きにも注意が必要です。口や鼻の粘膜が乾燥すると防御機能が低下し、喉の痛みや鼻水など、風邪の諸症状のリスクが高まってしまいます。

室内を十分に加湿すれば肌、口や鼻の乾燥が起こりにくくなります。さらに、ウイルスや細菌の飛散量も減少するため、清潔な環境で健康的に過ごせる可能性が高まります。

加湿器の種類は主に4タイプ！違いをチェックしよう

加湿器は大きく4つのタイプに分けられます。それぞれの加湿器の特徴をチェックしてみましょう。

スチーム式（加熱式）加湿器

スチーム式の加湿器は内蔵されたヒーターで水を加熱し、水蒸気を発生させる仕組みになっています。水をしっかりと加熱した状態で加湿するため、ほかの加湿器に比べて加湿効果が高いのが特徴的です。

内部で水を加熱させるスチーム式加湿器には、水分中の雑菌を減らせるというメリットもあります。衛生的に加湿器を使いたいのなら、スチーム式加湿器を選ぶのがおすすめです。

ただしスチーム式加湿器はかなり熱い蒸気が出るため、吹き出し口に触るとヤケドしてしまうおそれがあります。小さなお子様がいるご家庭では、安全性に十分配慮しましょう。また、水が沸騰する音が聞こえることなどもあるため、騒音も少し気になります。

気化式加湿器

気化式加湿器はフィルターに水を含ませ、そこにファンの風を当てるという方法で加湿を行います。スチーム式とは異なりヒーターを使わないため、蒸気が熱くなってしまう心配がありません。また、加熱が不要で消費電力をおさえられるのも気化式独自の特徴です。

ただし気化式加湿器は加湿力があまり強くありません。また、給水した水が気化するまでにはある程度時間がかかってしまいます。

気化式はタンク内の水を加熱しないため雑菌の繁殖が気になるという方もいます。タンク内やフィルターをこまめに洗浄すれば、清潔に使うことができます。

超音波式加湿器

超音波式の加湿器には超音波発生装置が搭載されています。この装置が振動することでタンク内の水は微細な粒子に分解されます。その粒子を霧のように吹き出すことで室内を加湿するというのが、超音波加湿器のおおまかな仕組みです。

超音波式は気化式よりも加湿力は強いものの、ヒーター式ほどのパワーはありません。また、加熱を行わないためタンク内に雑菌が繁殖することもあります。水が蒸発しているわけではないため、加湿器周りに水滴がつきやすくなるということも注意しましょう。

本体が熱くならず、安全に使えるのが超音波加湿器の魅力です。また、超音波式の加湿器はデザイン性が高いものが多いので、インテリア感覚で選んでみましょう。

ハイブリッド式（加熱気化式）加湿器

ハイブリッド式とは気化式とスチーム式、あるいは超音波式とスチーム式を組み合わせたタイプの加湿器です。ハイブリッド式は、ヒーターとフィルターを組み合わせて急速加湿を行う、または過熱した水を超音波で小さい水分子にすると言ったそれぞれのいいとこ取りをしたような性能が特徴となっており、高性能になっています。

加湿のスピードやパワーが十分で、広範囲を効率よく加湿できるのがハイブリッド式の良さです。ただし、ハイブリッド式はほかの加湿器に比べて価格がやや高めとなります。また、本体が大きいのもデメリットと言えるでしょう。

加湿器を選ぶときのポイントは？

以下の3つのポイントをチェックすれば、よりよい加湿器を選ぶことができます。

適用畳数

加湿器を選ぶときにはまず、適用畳数または適用床面積という項目を確認しましょう。

適用畳数の低い加湿器を広い部屋に設置しても、十分に室内を加湿することができません。逆に、狭い部屋に大きな加湿器を置くと、過剰な加湿によって室内に水分が充満してしまい、加湿しすぎてカビなどの発生が気になります。快適な湿度をキープするためにも、ちょうどいいサイズの加湿器を選びましょう。

また、天井の高さや部屋の断熱性能、換気の頻度なども加湿効果に影響するため、実際の使用環境に合わせて余裕を持った能力の製品を選ぶことをおすすめします。

安全性

加湿器の安全性は、特に小さなお子さんやペットのいるご家庭では最重要のポイントです。転倒時自動停止機能や、空運転防止機能は基本的な安全機能として必須でしょう。

特に、スチーム式の場合は熱湯による火傷の危険があるため、本体の安定性や吹出口の構造にも注意が必要です。小さなお子様がいるのなら、気化式や超音波式など熱くならないタイプの加湿器を選ぶのが安心です。

最近の製品では、チャイルドロック機能付きや、本体が熱くなりにくい設計のものも増えています。加えて、抗菌加工や銀イオンによる除菌機能付きの製品は、雑菌の繁殖を抑制し、より衛生的に使用することができます。

お手入れ方法

加湿器は定期的なお手入れが必要な家電です。お手入れが簡単でないと、使用頻度が下がったり、雑菌の繁殖原因になったりする可能性があります。

加湿器のお手入れをせずに使い続けると内部に雑菌やカビが繁殖し、不衛生な状態になってしまいます。タンクやフィルターを手軽に洗浄できる加湿器を選べば、常に清潔に使うことができるでしょう。

フィルター式の場合は、フィルターの交換時期や費用、超音波式の場合は水槽や振動板の掃除のしやすさをチェックしましょう。また、分解して洗える設計になっているか、付属の掃除用ブラシがあるかなども確認ポイントです。

特に、水道水に含まれる水垢の除去方法や、週1回程度の定期的な清掃がどの程度手間がかかるのかを、購入前に確認しておくことが重要です。

設置場所

加湿器の効果を最大限に引き出すためには、設置場所の選定が重要です。一般的に、部屋の中央よりも壁際に設置することをおすすめします。エアコンの風の流れを考慮し、温風と加湿された空気が効率よく部屋全体に行き渡るようにしましょう。

また、家具や壁から30cm以上離して設置することで、結露やカビの発生を防ぐことができます。特に木製家具の近くは避け、電気製品からも適度な距離を保つ必要があります。

加えて、お子さまやペットの手が届かない位置に設置することも安全面で重要です。コンセントの位置や給水のしやすさなども考慮に入れ、日常的に使いやすい場所を選びましょう。

スチーム式加湿器 人気ランキング 1位〜3位

まずは、スチーム式加湿器人気ランキングの1位〜3位を紹介します。高い加湿効果を求めている方は、ぜひ参考にしてください。

【スチーム式1位】スリーアップ：ST-T2370BK 多機能スチーム加湿器 スチームポット ～17畳 600mL／h 上部給水式 お手入れかんたん ブラック

スリーアップの多機能スチーム加湿器「ST-T2370BK」は、電気ポットの湯沸かし技術を応用して製作されたモデルです。

上部のフタが全て取れる構造で、給水やお手入れが簡単にできます。安全面でも配慮され、マグネットプラグ、空焚き防止、チャイルドロック機能を備えています。

お部屋の状況に合わせて、おまかせモード、うるおいモード、湿度設定、ecoモード、パワフルモード、湯沸かし温セーブなど、使い分けができる点が便利です。さらに、クエン酸洗浄モードで衛生的に保つことができます。

本商品に対する口コミ

【スチーム式2位】YAMAZEN：KSF-GB401 上部給水スチーム式加湿器 加湿量 約500ml／h 木造和室約8.5畳 プレハブ洋室約14畳まで ホワイト

山善の上部給水式スチーム加湿器「KSF-GB401」は、広範囲をカバーする高い加湿性能を備えています。最大500ml/hの加湿量で、木造和室約8.5畳、プレハブ洋室約14畳までの広いスペースを潤します。

空焚き防止機能搭載で安心。また、センサーがお部屋の湿度を検知し、自動で快適な加湿量を調節するオートモードを搭載しています。上部給水タイプで、水タンクに直接給水できるのでお手入れも簡単です。

【スチーム式3位】ブリッサ（Brissa）：BDKN430WH スチーム式加湿器 加湿量最大430ml／ｈ・上部給水式・お手入れかんたん・水タンク容量約4.3L ホワイト

ブリッサのスチーム式加湿器「BDKN430WH」は、上部給水式で簡単にお手入れができる優れものです。最大430ml/hの加湿能力を持ち、約4.3Lの大容量タンクで長時間連続運転が可能です。

加湿量は無段階で調整でき、おやすみモードも搭載しているのでぐっすり快適な睡眠を取れます。

気化式加湿器 人気ランキング 1位〜3位

次に、気化式加湿器人気ランキングの1位〜3位を紹介します。気化式加湿器は安全に使用できるのが特徴。小さいお子さんがいる家庭などで設置する場合におすすめです。

【気化式1位】ダイニチ：HD-5022 気化式ハイブリッド加湿器 ホワイト

ダイニチの加湿器HD-5022は、静音性と使いやすさに優れたモデルです。業界トップクラスの静音設計により、寝室などでも快適に使用できます。

お好みの湿度に合わせて調整が可能で、デジタル表示モニターで現在の湿度を確認できます。Ag+抗菌アタッチメントでタンク内の雑菌の繁殖を抑え、清潔に保つことができます。

本商品に対する口コミ

【気化式2位】コロナ：UF-H7221R(T) ハイブリッド加湿器 チョコブラウン

コロナのハイブリッド加湿器UF-H7221R(T)は、ロータリー加湿フィルターを搭載した革新的な製品です。この加湿フィルターは効率よく回転することで、均一に水を吸収し、高い加湿性能を発揮します。

また、超広口タンクを採用しているため、お手入れが簡単です。さらに、あつい蒸気が出ないため、赤ちゃんやお子様にも安心して使用できます。お肌の潤いを保ち、花粉対策にも役立つ優れた製品です。

本商品に対する口コミ

【気化式3位】シャープ：KC-S500Y プラズマクラスター7000搭載 加湿空気清浄機 ホワイト系

シャープの加湿空気清浄機「KC-S500Y」は、プラズマクラスター7000による強力な空気浄化能力と、最大50mL/hの高い加湿性能を誇ります。

浮遊花粉アレル物質の作用を抑制する0.3μmの微小粒子を99.97%以上集塵できる静電HEPAフィルターを搭載しており、乾燥が気になる季節にもしっかりと加湿してくれます。

本商品に対する口コミ

超音波式加湿器 人気ランキング 1位〜3位

続いて、超音波式加湿器人気ランキングの1位〜3位を紹介します。加湿性能とあわせてデザイン性も重視したい方は、ぜひ参考にしてください。

【超音波式1位】テクノス：超音波式 ELC017(W) 超音波加湿器 1.0Ｌ ホワイト

テクノスの超音波加湿器 ELC017(W)は、デスクや寝室でも使える手頃なサイズのコンパクトモデルです。小型ながら静音設計で、快適な就寝環境を保つことができます。

本体には、お好みのアロマオイルを入れられる専用スペースが装備されています。癒やしのアロマの香りを楽しめるのが特徴です。1.0Lの大容量タンク搭載で、約5.5時間の長時間連続加湿が可能です。

【超音波式2位】ドウシシャ：WKD-1234WH 超音波式加湿器 加湿量400ml (木造和室7畳/プレハブ洋室11畳まで) | ヤマダウェブコム

ドウシシャの超音波式加湿器WKD-1234WHは、広いリビングでも十分な加湿能力があります。フタを開けて上から水を注ぐだけの簡単給水方式で、面倒な水タンクの取り外しは不要です。

清潔さにもこだわり、本体が分解できて隅々まで洗えるのが特長です。プレハブ住宅で11畳、木造住宅で7畳までの広い部屋にも対応できる高い加湿力を誇ります。

本商品に対する口コミ

【超音波式3位】ブリッサ（Brissa）：BDKC403WH 超音波式加湿器【上部給水タイプ】 ホワイト

ブリッサの超音波式加湿器BDKC403WHは、お部屋の乾燥対策に最適な加湿器です。上部給水タイプで給水が簡単で、タンク容量は4Lとたっぷりの容量を備えています。

無段階の加湿量調節機能により、お好みの加湿量に調整できます。

本商品に対する口コミ

ハイブリッド式加湿器 人気ランキング 1位〜3位

最後に、ハイブリッド式加湿器人気ランキングの1位〜3位を紹介します。

【ハイブリッド式1位】アイリスオーヤマ：ハイブリッド式KHDK35W ハイブリッド式加湿器 ホワイト

アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器 KHDK35Wは、コンパクトながらも高性能な加湿機能を備えています。デジタル表示で湿度と温度が一目でわかり、静音設計で快適に使用できます。

アロマトレーにオイルを入れると、お部屋にリラックス効果のある香りが広がります。さらに、イオン発生機能も搭載されており、空気を浄化してくれます。リモコン付きで離れた場所からでも操作可能です。

本商品に対する口コミ

【ハイブリッド式2位】コロナ：UF-H5024R(W) ハイブリッド式 加湿器 加湿量 500ml／h クリアホワイト

コロナのUF-H5024R(W)はハイブリッド式加湿器で、ロータリー加湿フィルターを搭載した独自の加湿方式を採用しています。加湿量は500ml/hと十分な性能を持ちながら、熱くて危険な蒸気は出ずに静かに加湿できるのが特長です。

また、フィルターは8シーズン交換不要で、メーカー3年保証付きです。最大25時間の連続加湿が可能で、広口のタンクでお手入れも簡単です。マルチクリーンフィルターと銅イオン除菌で、キレイな空気を保てるのも魅力です。

本商品に対する口コミ

【ハイブリッド式3位】シャープ：HV-T55 加湿器 ハイブリット式・レギュラータイプ 加湿量 550mL／h ホワイト

シャープの加湿器「HV-T55」は、きれいな水と風で心地よい空間を演出します。ハイブリッド式で上部からの給水とタンクからの給水が可能で、お子様やご高齢者の方でも簡単に給水できます。プラズマクラスターイオンによる空気浄化機能も備えており、清潔な加湿を実現します。

お手入れも簡単で、分解して洗浄できるパーツが多数あり、内部までしっかり掃除できます。操作パネルにも抗菌加工が施されており、衛生面にも配慮されています。さまざまな運転モードを搭載しており、省エネ運転や静音運転など、用途に合わせた使い分けができます。

加湿器を導入し、肌荒れ対策や風邪予防に役立ててみよう！

加湿器は冬の肌荒れや風邪リスクを防止したい方におすすめの家電です。室内の乾燥が気になる時期には、機能性の高い加湿器を選んで効率よくお部屋の空気を整えましょう。

加湿器にはスチーム式や気化式、超音波式のほかにハイブリッド式という種類もあります。それぞれの運転方法は異なるので、購入時には特徴や機能性を十分に比較することが大切です。

加湿器のランキングも参考にしながら、自分に合ったタイプの加湿器を選んでみてください。