アルカリ性なので皮脂汚れ・油汚れ等の酸性の汚れに有効です。
重曹とセスキ炭酸ソーダの違い
セスキ炭酸ソーダの方が水に溶けやすく、重曹よりアルカリ度が高いので汚れを落としやすいです。重曹は水に溶けにくいので研磨効果があり、また生ゴミ等の酸性の臭いに対して消臭効果もあります。汚れによって使い分けると便利です。白く残りやすいので掃除した後はしっかり水で洗い流すか水拭きで拭きとってください。
用途
重曹:
鍋や五徳等の焦げ付き、急須等の茶しぶ、カーペットの消臭、下駄箱の消臭
セスキ炭酸ソーダ:
レンジ・コンロ・換気扇等の油汚れ、スイッチ等の手垢、浴室の皮脂汚れ、血液汚れ
※重曹は研磨作用がありますので傷がつきやすい素材には使わないでください。
※重曹・セスキ炭酸ソーダは木材・畳等の天然素材、銅・アルミ製品、ワックス済みのフローリングには使わないでください。
※肌の弱い方はゴム手袋をして手荒れしないようにしてください。
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方
スプレーボトルに水250mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ0.5杯を入れ、よく混ぜる。これ以外の量で作りたい場合は同じ比率で作る。
※手作りのセスキ炭酸ソーダスプレーは1~2週間で使い切ってください
コンロ等の頑固な油汚れの落とし方
- セスキ炭酸ソーダスプレーを汚れに噴きかけます。
- 汚れが浮いてくるまでしばらく置きます。
- 拭きとります。
- さらに水拭きでキレイに拭き取ります。
※もし汚れが落ち切らない場合は、スプレーを噴きかけた後にキッチンペーパーを被せて、さらにスプレーを噴きかけてしばらくパックします。
重曹ペーストの作り方
水と重曹を1:3の割合で小皿等の容器に入れて混ぜる。
※手作りの重曹ペーストは1週間ほどで使い切ってください。
湯呑等の茶渋の落とし方
- 重曹ペーストを落としたい茶渋に塗り、スポンジでこすります。
- 水でよくすすぎます。
急須の茶渋の落とし方
- 鍋に1リットルの水と重曹大さじ2を入れ、急須を沈めます。
- 鍋を火にかけ、発泡し始めたらあふれないように火加減をします。そのまま1分ほど温めます。
- 火を止めて30分ほど置いておきます。
- 急須を取り出し、汚れを綿棒で擦ります。
- 水でよくすすぎます。
※重曹は温めるとアルカリ性が強くなるのでゴム手袋をしてください。