【2023年最新】電子ピアノのおすすめモデルはどれ?機能を比較して最適な1台を選ぼう!

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「これから音楽を始めたい」「子供にピアノを習わせたい」とお考えの方には、コンパクトで気軽に設置できる電子ピアノの導入がおすすめです。

最近では、本格的なピアノにかなり近い性能をもつ電子ピアノが各メーカーから次々とリリースされるようになりました。音質や機能にこだわって、これだと思える1台を探してみましょう。

この記事では、電子ピアノを選ぶときのポイントについて解説いたします。また、おすすめの電子ピアノもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

目次

電子ピアノとは?音が鳴る仕組みを詳しく解説!

電源を必要としないグランドピアノやアップライトピアノはアコースティックピアノとも呼ばれます。アコースティックピアノは内部に弦や響板があり、鍵盤を弾くとハンマーが上下して弦が振動して音が発せられます。

これに対して電子ピアノは、デジタル回路によって音が出るシステムとなっています。奏者が鍵盤を弾いたときの動きは電子ピアノの内部で電気信号に変換されます。そして、あらかじめ電子ピアノ内に搭載された音源が再生されることで音が出るのです。

電子ピアノにはサンプリング音源のものとモデリング音源のものがあります。サンプリング音源とはグランドピアノなどを使って1音ずつ音を弾き、これを録音して電子ピアノで再生する手法です。これに対し、動きをコンピュータで計算して音を再現することをモデリング音源と呼びます

最近ではサンプリングやモデリングの技術が向上しており、かなりアコースティックピアノに近い音が出るようになりました。ピアノを練習したい方や趣味として演奏を楽しみたい方は、ぜひ高音質な電子ピアノを選んでみましょう。

普通のピアノと何が違う?電子ピアノならではのメリット

電子ピアノとアコースティックピアノのどちらを導入すべきかとお悩みの方もいると思います。ここからは、電子ピアノ独自のメリットについて考えていきます。

音量を自由に調整できる

電子ピアノにはボリュームの調節スイッチがついており、音量を自由自在に調節できます。音量を気にしなくていい時間には大きな音で思いっきり演奏をし、音が気になる時間帯には少し音を落とすなどの調整も容易です。また、ヘッドホンやイヤホンを使えば周囲に音を漏らさずにピアノを弾くことも可能となります。

アコースティックピアノは近隣に音が響いてしまうことがあり、ピアノの音が原因で苦情が来るなどご近所トラブルが起きることもあるかもしれません。しかし、音量を自在に調整できる電子ピアノであれば、近隣に気兼ねすることなく演奏に集中できます。

価格が比較的リーズナブル

本格的なアコースティックピアノはかなり高額です。安いアップライトピアノを選んだ場合でも、導入費用は50万円以上となることがほとんどです。いいものを選べば100万円以上という価格になることも珍しくありません。

一方で、電子ピアノの費用相場は10~30万円ほどとなっています。安価なものを選べば5~7万円くらいで導入できることもあります。

ピアノを始めるにあたっての初期費用を安く抑えたいのなら、よりリーズナブルな電子ピアノを選ぶのがおすすめです。今後本格的に音楽をやりたいという方も、まずは電子ピアノを弾いてみて、十分に慣れてからアコースティックピアノを購入しても遅くはありません。

アコースティックピアノよりも軽い

アコースティックピアノと比べて軽くコンパクトなのも、電子ピアノの大きなメリットです。

アコースティックには200kg以上という重量があるため、設置の際には専門業者に運び込みを依頼しなければなりません。床の強度が足りないときには補強するなどの対処も必要です。一旦設置したピアノを引っ越しのために動かすという場合にも、大変な労力がかかります。

一方電子ピアノは重いものでも100kg以内、コンパクトで軽いものなら約40kg以下となっています。このくらいの重量であれば手軽に設置できますし、床の補強などの特別な対処も必要ありません。

コンパクトに設置できる

電子ピアノはアコースティックピアノに比べて重量が軽いだけでなく、サイズ感もコンパクトです。住宅内にピアノを置くスペースがないという方でも、コンパクトな電子ピアノを選べば設置は十分に可能です。

アコースティックピアノはサイズが大きいため搬入に手間がかかります。玄関に十分な広さがない場合、大きなピアノを搬入できないかもしれません。しかし、多くの電子ピアノは組み立て式なので搬入も比較的簡単に行えます。

アコースティックピアノと同じような音で演奏できる

電子ピアノはアコースティックピアノと比べて音質や弾き心地が劣ると考える方もいます。しかし、最近ではアコースティックピアノと遜色ないくらいのクオリティに仕上げられている電子ピアノも増えてきました

電子ピアノを選ぶときには、鍵盤の触り心地やアクション、ペダルの踏み心地などをじっくりチェックしてみましょう。クオリティにこだわって作られている電子ピアノを選べば、アコースティックピアノと同じようなイメージで演奏できます

電子楽器ならではの機能が搭載されている

電子ピアノには、アコースティックピアノにはないさまざまな独自機能が搭載されています。

多くの電子ピアノに搭載されている機能として、ヘッドホンの接続、メトロノーム機能、録音機能などが挙げられます。また、ピアノ以外の音質にしたり、オーディオのように音楽を流したりできるのも電子ピアノの特徴です。自動演奏機能がついている電子ピアノを選べば、リラックスタイムに素敵な音楽を流しておくこともできます。

最近では、連動するスマホアプリをBluetooth接続で利用できる電子ピアノも増えてきました。電子ピアノを購入するときには、こういった多彩な機能をじっくり比較してみましょう。

電子ピアノを選ぶときにチェックしたいポイント

電子ピアノを選ぶときにはメーカーや価格帯だけでなく、弾き心地や機能性などさまざまなポイントに着目しましょう。できれば実際に店舗に足を運び、電子ピアノを触って違いを確かめたいものです。とはいえもちろん、ウェブサイト上の情報を手がかりにして比較検討することも可能です。

鍵盤の材質によって弾き心地は大きく変化します。アコースティックピアノの鍵盤がやや重いと感じられる方や初めてピアノに触るお子様には樹脂製の鍵盤が向いています。一方、よりアコースティックピアノに近い手触りを求める方には木製鍵盤やハイブリッド鍵盤がおすすめです。

もっと手軽に鍵盤楽器を試したい場合にはキーボードも候補に入ってくるかもしれません。ただし、キーボードの弾き心地は電子ピアノに比べて軽いため、物足りなさを感じることもあると思います。長期的に鍵盤演奏を楽しみたいのなら、電子ピアノを導入したほうが良さそうです。

電子ピアノを実際に弾いてみれば、音質や音の広がり方の違いに気づくかもしれません。より美しい音で演奏を楽しむためにも、立体感のある音が出るようなモデルを選びましょう

もちろん、機能面に注目することも大切なポイントです。録音機能やデモ演奏機能、音色の切り替え機能、外部機器の接続機能など多彩な機能が備わっている電子ピアノを選べば、便利に使いこなせます

引用元:写真AC

2023年最新!機能性の高いおすすめの電子ピアノはどれ?

ここからは、ぜひ自宅に導入したいおすすめの電子ピアノをご紹介していきます。

ヤマハ:YDP-145

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ヤマハのYDPシリーズは、ヤマハのグランドピアノの音をサンプリングして作られた本格的な電子ピアノです。サンプリングにはヤマハのコンサートグランドピアノCFXが採用され、これを熟練の調律師が最もいい状態に調律した上でサンプリングを実施しています。

人気のYDPシリーズの中でも、YDP-145は特に音質がいいと評判です。低音域には重厚感が、高音域には軽やかな音質が備わっており、その弾き心地は抜群です。

また、ダンパーペダルにはグランドピアノに近いハーフペダル機能が搭載されているので、踏み加減によって表現を自由に調整することができます。

YDP-145は無料アプリ「スマートピアニスト」と連動させて使えます。楽譜表示など便利な機能が備わっているアプリを使えば、初心者でも自由に演奏を楽しめます。

カワイ:CN201

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カワイのCN201は、まるでグランドピアノを弾いているかのようなタッチで演奏を楽しめる高品質な電子ピアノです。鍵盤は素材や質量、質感にこだわって作られているので、弾き心地は抜群です。

ピアノ音のサンプリングには、カワイのフルコンサートピアノ「SK-EX」と「EX」を採用しています。1音ずつ丁寧にサンプリングされているので、豊かな音質を存分に味わえます。

ヘッドホンを装着しての演奏に加え、Bluetooth接続にも対応しているのがこちらの電子ピアノの特徴です。Bluetooth機能を使えばスマートフォンに入っている楽曲を電子ピアノのスピーカーから再生できるので、お好みの楽曲と合わせた演奏を楽しんでみましょう。

カシオ:PX-770「Privia(プリヴィア)」

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カシオの電子ピアノ「Privia」は、本格的なクオリティながらコンパクトで設置しやすいのが魅力的です。価格も比較的リーズナブルなので、これから気軽に音楽を始めたいという方に最適です。

コンパクトながらその音質や響きにはカシオ独自のこだわりが込められています。3つのセンサーが順番に打鍵を感知するという「3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II」を搭載しているので、グランドピアノに近い弾き心地で演奏できます。鍵盤のタッチによってピアニッシモからフォルテシモまでを繊細に表現できるので、演奏に奥行きや美しい響きが生まれやすくなります。

収録されているオーディオデータを活用すればオーケストラの壮大な演奏とともに電子ピアノを弾くことも可能です。

ヤマハ:YDP-S55「ARIUS」

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ヤマハのYDP-S55「ARIUS」は自由な表現で本格的な演奏をしたい方にぴったりのモデルです。コンパクトかつスタイリッシュな外見が特徴的なこちらの電子ピアノは、室内の雰囲気にしっくりとよく馴染みます。

ヤマハのコンサートグランドピアノをサンプリングした電子ピアノなので、その音質はお墨付きです。また、グランドピアノの共鳴音を忠実に再現した「バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)」を搭載しており、ペダルの踏み方で響きを自由にコントロールできます。

ヘッドホンを使う場合には、設定した音量に応じて音のバランスが自動で補正されます。長時間の演奏でも疲れにくくいつまでも快適に演奏を楽しめます。またこちらの電子ピアノには、最大音量を制限できる音量制限機能も搭載されています。家族や近隣に配慮しながら演奏したい方におすすめの1台となっています。

カワイ:CA901EP

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カワイのCA901シリーズは、ハイクオリティな電子ピアノをお求めの方におすすめのフラッグシップモデルです。中でも黒塗艶出しで仕上げられているCA901EPは、アップライトピアノのような高級感ある見た目が特徴的です。

カワイのピアノづくりのノウハウがすべて注ぎ込まれているというこちらの電子ピアノは、プロのピアニスト髙木竜馬さんもおすすめしています。フルコンサートグランドピアノのレンダリング音源を採用しているので、音質にはコンサートホールで弾いているかのような爽快な響きが備わっています。

鍵盤の左隅には5インチのカラー液晶タッチパネルが付いています。液晶画面を見ながら音質の調整や録音、レッスン曲の演奏などができるのはこちらの電子ピアノならではの魅力です。豊富なレッスン曲やデモ曲からお好みのものを選び、幅広いスタイルの音楽を気分に応じて自由に楽しんでみましょう。

カシオ:AP-470「CELVIANO」

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カシオ AP-470BN 電子ピアノ「CELVIANO」 オークウッド調 | ヤマダウェブコム カシオ AP-470BN 電子ピアノ「CELVIANO」 オークウッド調のご購入はヤマダウェブコムで。安心の長期保証、社員による即日・翌日お届け、店舗での受取りなど、全国展開なら...

カシオの電子ピアノには、グランドピアノさながらの「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」が搭載されています。重厚感ある演奏から明るくポップな演奏まで、奏者のイメージのままに音質を表現できるのが「CELVIANO」独自の特徴です。

こちらの電子ピアノは、鍵盤を押し込んだときの響きに加え、指を離す瞬間の余韻のような響きにまでこだわって作られています。グランドピアノと同じように離鍵時の余韻が残るので、より繊細なニュアンスを表現できます。

CELVIANOは天板の後ろ側を開閉できる仕組みになっています。この部分を開くことで、グランドピアノの大屋根を開けたような広がりのある音色を表現できます。最先端技術が搭載された電子ピアノで、臨場感あふれる素晴らしい演奏を堪能してみましょう。

【まとめ】

引用元:写真AC

最近では、初心者向けのものや本格的なものなど、多彩な電子ピアノが各メーカーからラインナップされています。その価格帯も安いものでは10万円以内、高額なものは50万円以上と大きな幅があります。

ピアノの練習のために電子ピアノを導入しようとお考えなら、まずはいくつかの電子ピアノを触り、弾き心地や機能性を十分に比較してみるのがおすすめです。自分に合った1台を見つけ、自宅でのピアノ演奏を存分に楽しんでみてください。

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