フェーズメーション PP-500 MCカートリッジ

●「PP-2000」の磁気回路技術をフィードバック
磁気回路はフラッグシップモデル「PP-2000」の技術を取り入れ、「PP-2000」同様、高能率で均一性に優れた磁場を実現。その結果、振動系の重量を重くすることなく、出力の増加を図りました。

●振動系の見直しによるトラッカビリティの向上
「PP-300」の振動系を改良し、ジュラルミン材のベースの採用と相まって、このクラス最高音質のベストバランス目指し、「PP-500」専用に振動系をチューニング。

●高音質素材の継承
従来から定評のある無垢のボロン材を採用したカンチレバー、6N無酸素銅線による発電コイル、純鉄コイルボビン、ダンパー等、「PP-2000」をはじめ他モデルで実証された高音質素材を継承。
ボディーには定評のあるDLC(Diamond Like Carbon)処理※を継続採用。剛性、振動減衰特性に優れ、濁りのない音質を実現。
※:DLCはイオンを利用した気相合成法により合成されるダイヤモンドに類似した高硬度・電気絶縁性などを持つカーボン薄膜の総称です。

【仕様】
発電形式：MC型(ムービングコイル式)
インピーダンス：4Ω
適正針圧：1.7～2.0g
出力電圧：0.3mV以上(1kHz 50mm/S 水平方向)
コンプライアンス：8.0μm/mN(8.0x10-6cm/dyne)
再生周波数範囲：10Hz～30kHz
セパレーション：30dB以上(1kHz)
チャンネル･バランス：1dB以内(1kHz)
カンチレバー：ボロン無垢φ0.26
スタイラスチップ：ダイヤモンド(ラインコンタクト/曲率0.03x0.003mm)
マグネット：サマリウムコバルト
磁気回路構成材料：パーメンジュール
ベース材質：ジュラルミン材削り出し(DLC処理)
ボディ材質：ジュラルミン材削り出し(DLC処理)
本体重量：11.3g