マウスはパソコンを使う作業に欠かせないアイテムです。最近では、機能性の高いマウスやおしゃれなマウスなどさまざまなアイテムが販売されており、選び方に迷ってしまう方もいるかもしれません。
快適に使えるマウスを選べば、作業の効率は大きく高まります。そこで今回は、マウスのベストな選び方について詳しく解説していきます。また、おすすめのマウスも紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
マウスの主なメーカーとは?それぞれの特徴を解説
まずは、さまざまなスタイルのマウスを製造販売する主要メーカーを紹介します。それぞれのメーカーの特徴を比較してみましょう。
エレコム
エレコムは多彩なデバイスを扱っている大手メーカーです。パソコン周辺機器の種類がとにかく多く、さらにコストパフォーマンスにも優れている点に人気が集まっています。
エレコムがリリースしている「ULTIMATE BlueLED」や「ULTIMATE レーザー」は感度がよく、滑りやすい場所や透明なガラスの上であっても快適に操作ができます。
ロジクール
ロジクールはシンプルなマウスからハイエンド製品まで多彩なモデルを取り扱うメーカーです。最近では、数多くの機能を搭載したゲーミングマウスの取り扱いも増えてきました。
ロジクールの「Logi Bolt」シリーズは無線接続が安定しやすいのが特徴的です。また、有線マウスよりもデータ転送速度に優れる高機能無線マウス「LIGHTSPEED」などもおすすめです。
ナカバヤシ
ナカバヤシは高速スクロールマウスや人間工学に基づいたスデザインのマウスなど、使いやすいマウスを数多く取り扱っています。特に注目を集めているのは、傾斜角の大きなエルゴノミクスマウスです。機能性の高いマウスをお探しなら、ナカバヤシのアイテムをぜひ選択肢に入れてみましょう。
バッファロー
バッファローは比較的リーズナブルで誰もが使いやすいマウスを多数製造しているメーカーです。パソコンに慣れていない方でも直感的に使えるマウスやビジネスシーンに対応できる高機能なマウスも数多くあり、フレキシブルに活用できます。
マウスを選ぶときにチェックしたいポイント5つ
膨大なアイテムの中から最適なマウスを選ぶためにも、以下のようなポイントをチェックしましょう。
接続方式
マウスの接続方式は有線と無線に分けられます。有線マウスとは、USBケーブルなどを介してパソコンとマウスを接続するタイプです。
有線マウスを使えばケーブルを通してマウスがつなぐことができるため、通信が安定しやすくなります。また、電池を入れたり細かい初期設定をしたりする必要なく、すぐ使えるのも有線マウスの良さです。さらに、有線マウスは無線マウスに比べて価格が安いという魅力もあります。
とはいえ最近ではワイヤレスマウスを選ぶ方が増加傾向にあります。ワイヤレスマウスには、パソコンにレシーバーを取り付けるタイプとBluetooth接続をするタイプがあります。レシーバー式は小さな受信機を取り付けるだけですぐに使えます。これに対し、Bluetooth式を使うときには細かい設定が必要です。
読み取り方式
マウスの読み取り方式には光学式やレーザー式があります。光学式とは赤色LEDを使った読み取り方式です。現在販売されているマウスは多くが光学式となっています。
光学式は紙や布、木材などの上ではなめらかに使えますが、光沢面やガラス面などではうまく動作しないことがあります。こういった場合にはBlueLED式やレーザー式のマウスを選ぶのがおすすめです。また、最近では消費電力が少ない赤外線LEDを搭載したマウスも増えてきました。
形や大きさ、重さ
形やサイズ感にこだわってマウスを選ぶのもいい方法です。オーソドックスなサイズ感のマウスは選択肢が豊富で使い勝手も良好です。手が大きい方はやや大きめ、手が小さい方はやや小さく軽めのマウスを選ぶと作業がしやすくなります。
パソコンやマウスをあちこちに持ち運ぶ機会が多い方には、薄型のマウスや軽量マウスがおすすめです。
静音性
一般的なマウスは、カチカチというクリック音やホイールの回転音が鳴る設計になっています。しかし、静かなオフィスやカフェ、寝室などではマウスの音が気になることもあります。
音が響くのを避けたいときには、静音設計のマウスを選んでみましょう。
ボタンやホイールの数
マウスの種類によって搭載されているボタンの数は異なります。シンプルなマウスは左右のボタンのみですが、最近では中央や側面にいくつかのボタンがついたマウスが増えてきました。
マウスの側面に戻る・進むボタンがついたタイプを選べば、ウェブ閲覧や作業が快適になります。ゲームを快適にプレイしたいのなら、10以上のボタンが搭載されたマウスを選び、それぞれに機能を割り当てるのもおすすめです。
大きなチルトホイールがついたマウスは、上下だけでなく左右のスクロールができます。上下左右に広い資料やウェブサイトを見るときにはチルトホイールがあると便利です。
2024年最新!注目を集めるおすすめのマウス14選
ここからは、最新のおすすめマウスを14種類ご紹介していきます。
ロジクール:ワイヤレス静音マウス M331 SILENT PLUS
ロジクールのM331 SILENT PLUSは、クリック音を90%以上おさえたという静音性に優れるマウスです。その静音性は英国の騒音防止団体の認定を受けているほどです。ワイヤレスながら反応もよく、必要な機能が過不足なく備わっているのであらゆる場面で便利に使えます。コストパフォーマンスに優れたマウスをお探しの方に最適な1台です。
エレコム:トラックボール(人差し指・中指操作タイプ)M-HT1URBK
こちらのマウスには直径52mmの大型トラックボールがついています。ゲーミンググレードの高性能光学式センサーを内蔵したトラックボールを使えば一回の操作でポインターを広範囲に動かすことが可能となります。さらに、8つのボタンと左右スクロールの2方向、合計10箇所にボタンがついており、好みの機能を割り当てられるのも魅力的です。複雑な作業に対応できる高性能マウスをお探しの方にはこちらのマウスがおすすめです。
YAMADASELECT(ヤマダセレクト):HerbRelax YMM24GF1-S 無線マウス
ヤマダセレクトのHerbRelaxマウスは両利き対応のデザインで、左利きの方でも快適に使えるようになっています。プログラムできるボタンが4つ搭載されており、さまざまな作業に対応できます。
シンプルでコストパフォーマンスに優れたマウスをお探しなら、ぜひヤマダセレクトのアイテムを選んでみましょう。
バッファロー(BUFFALO):無線マウス 静音 BSMBW320BK
無線で使える静音マウスをお探しならバッファローのBSMBW320BKがおすすめです。クリック音だけでなくホイール音も静かなので、音を立てたくないときにも周囲を気にせず使えます。
左側のブラウジングボタンで戻る、進むの操作ができるのでウェブ閲覧がより快適になります。また、ちょうどいいサイズ感で握り心地がいいのも特徴的です。
ロジクール:ERGO M575ワイヤレス トラックボール
ロジクールのM575は人間工学に基づいて作られた、使い勝手のいいマウスです。マウスを包み込むように持てば手のひらがしっかり支えられるため、長時間作業を続けても疲れを感じにくいと評判です。ホイールやスイッチはやや傾いているため、手が小さい方でもスムーズな操作ができます。
動かしたときの反応に優れているので、ワークスペースが狭いときにも手をあまり動かさず快適に使えます。
エレコム:M-TM10BBBU Bluetooth4.2マウス
エレコムのM-TM10BBBU Bluetooth4.2マウスは厚さ28mmと極薄設計になっています。パソコンを出先で使いたいときにマウスがかさばってしまう心配がなく、ポケットなどに入れて気軽に持ち運びができます。こちらのマウスにはソフトレザー製のマウス収納ポーチがついているのも嬉しい点です。
4ボタンタイプで機能を割り当てられるなど、コンパクトながら性能にも優れています。
ロジクール:ゲーミングワイヤレスマウス G304 LIGHTSPEED
こちらは高パフォーマンスを発揮してくれるマウスをお探しの方におすすめの1台です。ロジクールのLIGHTSPEEDワイヤレスマウスは従来品の10倍の電力効率をもちます。有線並みにセンサーの反応がよく、遅延が起こりにくいのが特徴的です。一瞬の操作で勝敗が決まるゲームにも安心して使えます。
100g以下という軽量設計で、さらに省エネ性能も高いなど、多くの魅力をもつこちらのゲーミングマウスは多くの方に選ばれています。
エレコム:Bluetooth5.0マウスCAPCLIP PRO M-CCP1BBシリーズ
こちらのマウスは使わないときにはコンパクトに収納しておき、使用時には引き伸ばして使える仕様になっています。
折りたたんでおけば持ち運びがしやすく、誤動作が起きる心配もありません。また、クリップ一体型でポケットやバッグに挟んでおくことも可能です。
光学式センサーの反応がよく、さらにカチカチ音が鳴らない静音スイッチも搭載されています。シンメトリーデザインで使いやすい点や、チルトホイールや4ボタンでマルチに使える点も魅力的です。
ナカバヤシ:高速スクロール Bluetooth5.0 エルゴノミクス5ボタン BlueLEDマウス
ナカバヤシの高速スクロールマウスは上下スクロールを一気に行えます。こちらのスクロールホイールはエクセルやPDFなどの大きな資料を閲覧したいときに効果を発揮します。
斜めに大きく傾斜したデザインは人間工学に基づいており、手首をねじらなくても操作できるため快適です。また、ポインターの速度が自動調整される機能や、3台のデバイスとのマルチペアリング機能なども搭載されておりフレキシブルに活用できます。
アップル:MK2E3J/A Magic Mouse
アップル製品向けのこちらのマウスはスタイリッシュかつ操作感がシンプルなのが特徴的です。直感的にスワイプやスクロールができ、動かしたときの滑りもなめらかです。
バッテリーのもちがよく、1回充電すれば1カ月以上にわたって使い続けられます。また、自動ペアリング機能搭載で即座に使用できるのも嬉しいポイントです。
バッファロー:ワイヤレスマウス BSMBW300MOR Premium Fit
ローコストかつ使いやすいマウスをお探しならバッファローのBSMBW300MORを選んでみましょう。こちらはサイズ感や機能性がちょうどよく、低価格で購入できる人気商品となっています。
マウスの操作性には安定感があり、握りやすいのが特徴的です。また、クリック音は静音設計になっていますが通常のマウスと同様のクリック感が得られる点も魅力です。
エレコム:M-XGS10UBRD EX-G 有線BlueLEDマウス
エレコムのEX-Gマウスは手の骨格や筋肉にぴったりと合うよう精密に設計されています。親指から薬指までのポイントに絶妙に馴染む握り心地なので、長時間使い続けても快適です。
こちらのマウスは有線タイプとなっており、差し込むだけですぐに使い始められます。戻る・進むなど5ボタンが搭載されたこちらのマウスをフレキシブルに使えば、作業効率が飛躍的に高まります。
YAMADA SELECT:YYM12J1 有線マウス
専用ドライバーのインストールなど面倒な設定が苦手な方には、USB接続のみで使えるヤマダセレクトの有線マウスがおすすめです。
こちらのマウスはケーブルに1.5mという十分な長さがあり、不便を感じることなく使えます。また、USB Type-AからType-Cへの変換アダプターもついているのでさまざまなインターフェースで活用可能です。
マイクロソフト:CZV-00007 Microsoft Surface Arc Mouse
マイクロソフトからリリースされているSurfaceアークマウスは垂直方向や水平方向へのスクロール機能をはじめ、多彩な機能が搭載された便利な1台です。
薄型のスタイリッシュな見た目はおしゃれで、あらゆる環境にしっくりと馴染みます。こちらのマウスはフラットに伸ばすことができ、持ち運びの際にかさばる心配がありません。
使いやすいマウスを選んで作業環境を整えよう!
マウスはどれも同じもののように思えるかもしれませんが、それぞれに機能性や使い勝手は異なります。より使いやすいマウスを導入すれば、日々の仕事や趣味の効率は飛躍的に高まります。反応の速度やボタン数、重量などさまざまなポイントにこだわり、自分に合ったマウスを見極めてみましょう。