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熱があるかどうかを、自宅で手軽に確認できる体温計。一家に1つあると安心なアイテムです。この記事では、体温計のおすすめモデルと選び方のポイントを紹介します。注意点や正しい測定方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.体温計の主な種類
体温計は主にデジタル体温計・マルチ機能付き体温計・アナログ体温計の3タイプがあり、用途や予算に応じて選ぶことが重要です。
1-1.シンプルで安価なデジタル体温計の魅力
デジタル体温計は手軽で使いやすいため、家庭で最も一般的に使用されているタイプです。
口や脇、耳などの部位で測定できるシンプルなデザインになっています。ボタンを押すだけで測定が完了し、数秒で結果がデジタル表示されるので、誰でも簡単に使用できます。
中でも、小型で軽量なデジタル体温計は、持ち運びに便利。旅行や外出先での緊急時にも役立ちます。
1-2.マルチ機能で高コスパな体温計モデル
マルチ機能体温計は、耳や額、口など複数の部位で測定できるタイプが多く、年齢や体調に応じて最適な測定方法が選べるのが特徴です。
例えば、過去の測定結果を記憶するメモリ機能を備えているモデルであれば、体温の変動を確認して、健康状態の把握することができます。また、マルチ機能体温計は、高精度のセンサーを搭載していることが多く、正確な測定ができるのも特徴です。
1-3.信頼性とリーズナブルなアナログ体温計
アナログ体温計はデジタル体温計より古典的であるものの、依然として人気があります。電子部品を使用していないため、壊れるリスクが低く、長期間にわたって使用できます。一般的にデジタル体温計よりも安価で手に入れることができ、低予算で高品質の体温計を求める方にオススメです。
2.体温計の選び方のポイント
続いて、体温計の選び方を紹介します。温度範囲や持ち運びの便利性など、重視するポイントはどこなのか考慮して選びましょう。
2-1.測定方法の違いと正確な測定
体温計の測定方法は主に口温測定・脇温測定・耳温測定・額温測定の4種類です。正確な測定を行うためには、適切な方法を知ることが重要です。
口温測定:口温測定は一般的で簡単な方法。正確な測定には口を閉じ、数分間口で呼吸をしないようにすることが必要です。
脇温測定:脇温測定は手軽で子供や高齢者に適しています。ただし、測定時間が長くなる場合があり、体温の変動に注意が必要です。
耳温測定: 耳温測定は迅速で簡単ですが、正確な測定には耳の奥まで挿入する必要があります。
額温測定: 額温測定は非接触で行えるため、特に赤ちゃんや不機嫌な子供に適しています。ただし、環境温度や汗による影響に注意が必要です。
2-2.温度範囲と精度の比較
体温計の測定範囲と精度も、正確な体温測定に欠かせない要素です。
まず、体温計の温度範囲とは、測定可能な最低温度と最高温度のことを指します。高熱や低体温の場合にも対応できる、広い温度範囲の体温計が安心です。
次に、体温計の精度は実際の体温と表示される数値の差のことです。0.1度単位の高い精度の体温計であれば、より正確な体温を測定するのに役立ちます。
2-3.持ち運びに便利な機能
持ち運びに便利な体温計は、外出先や旅行時に便利です。
まず、コンパクトで軽量なデザインの体温計は、バッグやポケットに簡単に収納できます。また、ケースやカバーが付属していれば、衛生的に保管でき、持ち運びの際の衝撃から守ることもできます。
さらに、一定時間経過後に自動的に電源がオフになる機能は、バッテリーの節約に役立ち、オフにし忘れる心配もいりません。
2-4.デジタル表示とアプリ連携機能
明瞭なデジタル表示とアプリ連携機能は、体温測定による健康管理がしやすくしてくれる部分です。
デジタル表示が見やすければ、目が悪い人や老眼の方でも体温を素早く把握することができます。また、一部の体温計はスマートフォンのアプリと連携できます。測定結果を記録・管理するのに便利です。
3.体温計のおすすめモデル5選!人気商品を厳選
体温計の選び方を踏まえた上で、体温計のおすすめモデル5選を紹介します。人気商品を厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
3-1.TERUMO「テルモ ET-C231P 電子体温計」
約20秒のスピードで平衡温を予測
TERUMO「テルモ ET-C231P 電子体温計」は、体温計のパイオニアとして長年の経験と膨大な体温上昇データを活かし、独自のアルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムにより、約10分後の平衡温を迅速に計算し、わずか約20秒で予測することが可能です。一般的な体温計は測定までに時間がかかることが多くなっていますが、短時間で測定完了します。頻繁に体温を測る方など、時間を抑えたい方にオススメです。
水で洗えていつでも清潔
TERUMO「テルモ ET-C231P 電子体温計」は、本体と収納ケースを水洗いできる防水タイプになっています。体温計には、ワキの下の「皮膚常在菌」やウイルスや細菌が付着する可能性も。こまめに水洗いするだけでいつでも清潔に使えます。
バックライト付きで見やすい表示
TERUMO「テルモ ET-C231P 電子体温計」は、検温終了時にバックライトが点灯します。暗い部屋でもしっかり視認可能で、寝たまま計る際に便利な機能です。お年寄りにも読みやすいように文字が大きくなっています。また、測定完了はお年寄りにも聞こえやすい2波長音で知らせてくれるため、聞き逃す心配もいりません。
3-2.OMRON「オムロン MC-687 電子体温計 けんおんくん」
検温完了の通知は音と光の二段構え
OMRON「オムロン MC-687 電子体温計 けんおんくん」は検温が完了すると、ブザーが鳴って、知らせてくれます。また、音だけでなく液晶画面の横の緑のランプも点滅。音と光の二段構えで知らせてくれるため、周囲の音などでブザー音を聞き逃しても、確認し忘れてしまうことがありません。
平均15秒で完了するスピード検温
OMRON「オムロン MC-687 電子体温計 けんおんくん」は、オムロン独自の分析・演算技術で高速演算処理をすることで、検温を開始してからわずか約15秒で約10分後の体温を予測します。また、予測検温終了後にそのままはさみ続けると、実測検温が始まります。その都度、操作する必要はありません。
使いやすさや持ち運びやすさを考えた設計
OMRON「オムロン MC-687 電子体温計 けんおんくん」は、先端が平らになったオムロン独自のフラット形状の感温部を採用しています。この特殊な形状により、短時間で体の熱を確実に検知することができるようになりました。また、脇にしっかりフィットし、ずれてしまう心配がいりません。正しく測定しやすいのもポイントです。
3-3.TANITA「タニタ BT544 非接触体温計」
手軽に計れる非接触タイプ
TANITA「タニタ BT544 非接触体温計」は非接触タイプのため、子供が寝ている時や、動いてしまう赤ちゃんなどの体温も、手軽かつ迅速に計ることができます。検温にかかる時間は、センサーを額に向けてボタンを押して約1秒。短時間で多くの人の体温を測りたい時にも便利です。
高熱の場合は音と光でお知らせ
TANITA「タニタ BT544 非接触体温計」は、体温の測定結果が38.0℃以上の場合に音と光で知らせてくれます。高熱の際は、迅速に気づくことができます。また、バックライト付きの大型表示で視認しやすく、薄暗い場所でも問題なく検温可能です。
表面温度も計測できる
TANITA「タニタ BT544 非接触体温計」は人の熱を測定できる体温計ですが、体温測定モード、温度測定モード、サイレントモードが選択できます。温度測定モードであれば、ミルクやスープなどの表面温度も測定できるため、料理や飲み物が適温かどうか事前にチェックする際に役立ちます。
3-4.OMRON「オムロン MC-652LC-PK 婦人用電子体温計」
くわえやすい形状で正しく測定できる
OMRON「オムロン MC-652LC-PK 婦人用電子体温計」は、くわえやすく、ずれにくいミニフラットセンサを採用しています。舌下にしっかりフィットするため、誰でも正しく測定可能です。
また、測定開始から温度の変化をリアルタイムで分析し、5分後の体温を平均10秒で予測します。忙しい朝でも二度寝をする余裕がないほど迅速な検温で、時間的な負担を軽減します。予測検温が終了した後、体温計をくわえたままにしておけば、実際の測定も可能です。さらに、ケースから本体を取り出すと自動的に電源がつき、電源のオンオフ操作は必要ありません。
アプリと連携して手軽に健康チェック
OMRON「オムロン MC-652LC-PK 婦人用電子体温計」は専用アプリである「OMRON connect」をインストールすることで、iPhone/Androidスマートフォン対応の基礎体温管理アプリ「ルナルナ 体温ノート」や「ラルーン」などと連携可能です。これにより、基礎体温の記録・管理が手軽に行えます。
スタイリッシュなデザインで持ち運びやすい
OMRON「オムロン MC-652LC-PK 婦人用電子体温計」は、ピンク・ブラウン・ホワイトの3色展開で、ぱっと見は体温計に見えないスタイリッシュなデザインになっています。化粧ポーチにも収まる薄型コンパクトサイズのため、持ち運びにも便利。出張などの外泊が多い方にオススメです。
3-5.CITIZEN「シチズン・システムズ CTEB718V 振動式体温計」
検温完了を音と振動でお知らせ
CITIZEN「シチズン・システムズ CTEB718V 振動式体温計」は検温完了時に、ブザー音だけでなく振動で知らせてくれるため、耳の遠いお年寄りが使用する際や周囲の音が気になる場所でもスムーズに測定できます。
水洗い可能で衛生的
CITIZEN「シチズン・システムズ CTEB718V 振動式体温計」は丸ごと水洗い可能な防水仕様のため、いつでも衛生的です。また、本体は抗菌樹脂仕様になっています。
持ちやすく視認しやすいデザイン
CITIZEN「シチズン・システムズ CTEB718V 振動式体温計」はフィット感のある持ちやすいデザインで、検温結果の確認時も片手で簡単に扱えます。また、電源ボタンを押す時も、自然と指でホールドできる、手になじむデザインになっています。
4.体温計使用時の注意点と正しい測定方法
最後に、体温計を使用する際の注意点と正しい測定方法を確認しましょう。手軽に検温できる体温計ですが、正しく使わなければ、期待するような効果は得られません。
4-1.測定箇所と温度変動による異なる数値
体温計は、口温測定や耳温測定といった部位によって、体温の数値に違いが生じることがあります。一般的な基準としては、同じ部位で連続して測定することで変動を把握しやすくなります。
また、温度変動による影響も考慮する必要があります。体温は時間帯や日々の体調、運動や飲食などによって変動します。体温の変動を理解し、同じ条件下での測定を心掛けることが重要です。
4-2.測定前後の準備と正確な測定のコツ
体温計の測定前後の適切な準備と測定方法を守ることで、より正確な体温測定が可能になります。
まず、測定を行う前は、できるだけ安静にして体温が安定するように心掛けましょう。運動や飲食、入浴などが体温に影響を与えるため、測定前には行わないようにしてください。
測定時は、測定箇所に体温計を適切に位置させ、使用方法に従って測定を行います。特に耳温測定では、耳の奥までプローブをしっかり挿入しましょう。
測定が終わった後は、測定結果がデジタル表示される場合は確認してから体温計を片付けます。アナログ体温計を使用している場合は、目盛りの位置を注意深く読み取るようにしましょう。
4-3.体温計の清潔な保管とメンテナンス
体温計の清潔な保管と定期的なメンテナンスは、正確な測定と衛生的な使用に欠かせません。
体温計は使用後に綺麗な状態で保管しましょう。特に耳温測定など、直接皮膚に触れる部位の掃除と消毒はこまめに行いましょう。
使用している体温計によっては、バッテリー交換も必要です。デジタル体温計を使用している場合、バッテリーが切れたら早めに交換しましょう。バッテリーの交換が適切に行われないと正確な測定ができないことがあります。
また、メンテナンスも大事です。プローブ型体温計や耳温測定のプローブなど、取り外し可能な部分は定期的に清掃し、正確な測定を保つためのメンテナンスを行いましょう。