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小型のトライアングルボディで
段差もへっちゃら
比較で分かる
ロボット掃除機
「Pure i9.2」のスゴさ

ロボット掃除機が欲しい!と思っている人は多いでしょう。しかし、課題が2つ。
本当にキレイになるのか?と、キャニスターやスティックタイプと比べて値段が高いということ。
そこで、エレクトロラックスの「Pure i9.2」を使ってみました。

INDEX

立ててある場所からすぐに持ち出して、手軽で簡単というのがコードレススティックタイプの特徴。でも、部屋を隅々まで掃除するとなると、バッテリーが切れて途中で掃除を断念することもあります。また、キャニスターと比べてダストボックスが小さいので、ゴミ捨ても結構な頻度で行わないといけません。
そこでロボット掃除機「Pure i9.2」の出番ですが、なんと言っても自分で動かさなくてもいい。しかも「Pure i9.2」は、バッテリー切れが近づくと自分から充電台に戻り、充電が終わると健気にも再び途中だったところから掃除を再開します。

「Pure i9.2」の充電時間は約2時間で、連続運転時間は通常モードで約100分。他社のロボット掃除機と比較すると充電時間は短く、連続運転時間は長いというスグレモノ。専有面積が約70㎡の3LDKのマンションであれば、トイレやバスなどの個室や棚やチェストなどの家具を除くと、1回の充電で全室を掃除できます。

ドア部の敷居だってものともしません。タイヤが本体に沈み込むので、乗り越えたショックも吸収して本体にダメージを与えません。

通常、ロボット掃除機は本体が丸形をしていますが、「Pure i9.2」はおにぎりのような三角形(トライアングル・トリニティ・シェイプ)。正面の裏側にゴミを吸い込む吸引口が付いていて、その幅は22cmとワイド。1回でたくさんのゴミを吸い込みます。

三角形だからコーナー部での密着が丸形りも優れ、吸引口が前面部に配置されているため、毛先の長いサイドブラシの効果もあって、隅に溜まったゴミをしっかりと掃除します。

「Pure i9.2」は時々、止まって左右に回転。まるで周囲を観察するかのようですが、実はそのとおり。本体正面に付いているカメラと、その左右に付いている2つのレーザーからなる3Dビジョンテクノロジーが、室内の状況を観察しているのです。

カメラとレーザーからなる3Dビジョンテクノロジー。目と耳が2つずつあるのと同じで、レーザーが2つあるから、より正確な距離が測定できます。

カメラが大きさや形を判別し、レーザーが障害物との距離を測るという組み合わせで、周囲にある物との正確な距離を測定。進む方向を確認し、障害物を検知するので、床に置いている物にぶつからずに進むことができるというわけです。実際、壁に向かって進むと壁の直前で止まり、壁に沿って動きました。テーブル下でもテーブルや椅子の脚にぶつからずに掃除をします。

「Pure i9.2」のダストカップは大容量700mL。頻繁にゴミを捨てる必要がありません。本体のダストカップ表示の点灯でゴミ捨てのタイミングをお知らせします。

パッと見は汚れていないように見えたのですが、1日掃除をしないとゴミが溜まるものだと改めて実感しました。「Pure i9.2」はフィルターも取り外して水洗いできます。
サイドブラシや回転ブラシも工具を使わずに外せますので、ドライバーを探す手間や時間がかかりません。キレイになるのはイイけど、手入れが面倒という人には最適な特徴ですね。

まとめ

「Pure i9.2」は、ワイドな吸引口と隅のゴミをしっかり掻き取るサイドブラシ、段差を超え、高さがない場所でも潜り込むという性能で、室内を驚くほどキレイにします。
また、他社のロボット掃除機にはない3Dビジョンテクノロジーで、使う人の手をわずらわせずに賢く室内を掃除します。仮に1日おきに30分掃除をすると、月に7.5時間、年間で90時間。これだけの時間を掃除サービスなどに頼んだら、相当な出費になりますよね。
ロボット掃除機は少なくとも数年間は使用するもの。そう考えると、「Pure i9.2」は、賢くて、実は非常にリーズナブルな製品なのです。