テレビの寿命はどれくらい?長持ちさせるためのコツと買い替え時期

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テレビは私たちの生活に欠かせない家電の一つですが、いつまで使えるのか気になったことはありませんか?テレビの寿命は平均約10年とされていますが、種類や使い方によって大きく異なります。

この記事では、テレビの寿命の目安や故障の兆候、長持ちさせる方法から適切な買い替え時期まで、詳しく解説していきます。愛用しているテレビをできるだけ長く使うためにも、快適な視聴環境を維持しましょう。

監修者情報

株式会社ヤマダデンキ
セグメント事業統括部 インターネット事業部 ネット商品企画部 SMD

星野 祐孝

株式会社ヤマダデンキにてデジタル商品の仕入部門に20年以上従事し、幅広い商品カテゴリを現場で経験。EC部門にて商品企画や広告・SEOなどを担当するほか、ゲーム部門"ヤマダゲーム"などでキャラデザインやIP活用、ゲームの開発など多岐の業務を兼任する。ヤマダデンキの家電情報サイトには設立時より参画し、培った知見を活かし、記事の企画・監修を幅広く担当

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監修者情報

家電ライター

小池 由起子

新卒で大手電機メーカーに入社し、子育てをしながら約21年間勤務。宣伝部門では展示資料作成や広告代理店対応など、家電製品の情報発信業務に従事した。
展示会や家電量販店での説明業務にも携わり、専門的な内容をユーザー目線で分かりやすく伝えることを得意とする。
研究開発部門では製品開発プロセスや技術背景への理解を深め、メーカー視点と生活者視点の両面から製品の特長を伝える力を培った。退職後は家電ライターとして10年以上活動し、大手Webメディアを中心に生活家電・調理家電・美容家電など幅広い分野の記事制作に携わる。これまでに執筆・リライトを手がけた家電関連のSEO記事は800本以上。現在は家電情報の発信・監修を行っている。

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目次

テレビの平均寿命はどれくらい?

まず最初にテレビの寿命を知ることで、適切な買い替え時期を判断できるようになります。

一般的な寿命の目安は約10年半程度

内閣府の調査によると、カラーテレビの平均使用年数は約10年とされています。テレビの使用年数は、使用環境や使用頻度、機種などによって異なりますが、買い替え時期を判断するひとつの目安になります。

興味深いことに、テレビを買い替える理由の約66.8は故障によるものです。つまり、多くの人が10年半程度でテレビの故障を経験し、修理よりも買い替えを選択していることがわかります。

メーカーの部品保有期間は製造終了後8年程度

テレビの修理可能期間を左右する重要な要素が、メーカーの部品保有期間です。補修用性能部品の保有期間はメーカーや機種によって異なりますが、多くのテレビでは部品保有期間は製造終了後8年程度と定めています。

この期間を過ぎると、故障した際に必要な部品の調達が困難になり、修理ができなくなる可能性が高くなります。そのため、製造終了から8年を過ぎたテレビは、故障時に買い替えを検討するのがおすすめです。

テレビは種類によって寿命が異なる

テレビの種類によって寿命が異なることを理解しておきましょう。

液晶テレビは約10年前後

液晶テレビの寿命は一般的に約10年前後とされています。現在最も普及しているテレビの種類で、バックライトや電源基板などの部品の劣化・故障が寿命に影響します。

使用環境や使用時間や使い方によっては、10年以上使用できることもあります。画面の明るさを必要以上にあかるくしないことや、通気性のよい場所に設置して熱がこもらないようにすることで、寿命を延ばすことが可能です。

家電ライター  小池 由起子
長く安全にテレビを使用するためには、寿命だけでなく転倒対策も重要です。地震などでテレビが倒れると、画面の破損や本体の故障につながることも。また、小さな子どもやペットがいる家庭では、転倒防止ベルトや固定器具を活用することで、テレビの転倒による故障やけがの予防につながります。

有機ELテレビは使用環境や視聴時間に寿命が異なる

有機ELテレビの寿命は使用環境や視聴時間によって異なります。有機ELテレビは自発光方式のため、長時間の使用によってパネルが徐々に劣化しますが、近年のモデルでは耐久性が向上しています。

また、同じ画像を長時間表示し続けると、焼き付きが生じる場合があります。ただし、多くの製品には焼き付きのリスクを軽減する機能が搭載されているため、通常の視聴であれば過度に心配する必要はありません。

プラズマテレビは寿命が比較的長い

プラズマテレビは液晶テレビが主流になる前に普及していたテレビです。現在は製造が終了していますが、パネル寿命が比較的長いとされていました

一方で、消費電力や発熱量が大きい傾向があり、長年使用している製品では経年劣化による故障のリスクも高くなります。不具合が見られる場合は、修理や買い替えを検討しましょう。

テレビが映らない主な原因

テレビに生じる不具合にはいくつかの原因があります。それぞれの内容を理解して、適切に対処するようにしましょう。

本体や関連機器の故障

テレビ本体の故障として多いのが、液晶パネルの割れや液晶漏れです。これらは物理的な損傷により発生し、修理費用が高額になる場合があります。

また、基板故障やブルーレイレコーダーなどの接続機器 のトラブルも映像が映らない原因となります。その他にも、アンテナやケーブルの接続不良も原因として考えられるため、確認するようにしましょう。

電波の影響による不具合

テレビが映らない原因は、必ずしもテレビ本体の故障だけとは限りません。周辺の環境や悪天候、アンテナ設備の不具合などにより、テレビの受信状態が悪くなることも考えられます。

地域的な電波障害が疑われる場合は、放送事業者やケーブルテレビ事業者、マンションの管理会社に確認しましょう。一時的な障害であれば、時間の経過とともに回復する可能性があります。

家電ライター  小池 由起子
テレビは落雷による「雷サージ」でも故障することがあります。雷が多い地域では、雷サージ対応の電源タップ(雷ガード付き電源タップ)を使用すると、雷による過電圧からテレビを保護できる可能性があるのでおすすめです。
ただし、直撃雷などは完全に防げるわけではないため、雷が接近してきたら電源プラグを抜いておくとよいでしょう。

テレビの寿命が近いときの症状

テレビの寿命が近づくと、さまざまな症状が現れるようになります。

画面に異常が生じる

画面が暗くなったり、表示が乱れたりする症状は、バックライトや有機ELパネルの劣化、映像処理回路や基板の不具合が考えられます。明るさ設定を最大にしても改善されない場合は、テレビの劣化や故障を疑って対処しましょう。

画面の一部が暗くなったり、色むらが発生したりする場合も、パネルの劣化が原因と考えられます。これらの症状は徐々に悪化していく傾向があります。

音声に不具合が生じる

音が出ない、ノイズが入るといった音声の不具合は、基板やスピーカーなどの故障が考えられます。症状によっては修理できる場合もありますが、修理費用やテレビの使用年数によっては買い替えを検討するケースがあります。

音量調整ができない、音が途切れる、ノイズが発生するといった症状は、内部部品の劣化や故障が原因となっている可能性があります。

電源に問題が生じる

電源が入らない、または電源は点灯するものの画面が映らないという症状は、電源基板やメイン基板、バックライトなどの故障が原因として考えられます。

また、電源を入れても起動に時間がかかる、電源が入ったり切れたりするといった症状も、内部部品の劣化や故障の可能性が考えられます。

焦げ臭いニオイや煙の発生は危険な症状

テレビから焦げ臭いニオイや煙が発生する場合は、重大な内部故障の兆候です。直ちに電源を切り、コンセントから抜いて使用を中止してください。

このような症状が現れた場合は、火災などの事故につながるおそれがあるため、使用を中止し、メーカーや修理窓口に相談しましょう。

寿命症状への対処法

テレビに不具合が生じた場合の適切な対処方法を知っておきましょう。

テレビの電源を切って入れ直すのが基本的な対処法

軽微な不具合の場合は、一度テレビの電源を切り、しばらく経ってから電源を入れることで改善される場合があります。一時的な不具合であれば、この方法で解消されることもあるため、試してみるとよいでしょう。

ただし、頻繁に不具合が発生する場合は、本体や周辺機器の故障の可能性があるため、メーカーや修理業者に相談しましょう。

メーカーまたは修理業者へ相談する

メーカーまたは修理業者への問い合わせを行う場合は、不具合の内容を詳しく伝えましょう。テレビの状態を正確に伝えることで、修理の可否を判断しやすくなります。また、修理費用の見積もり金額を計算しやすくするためにも、テレビの状態をできるだけ細かく伝えるとよいでしょう。

修理費用やテレビの使用年数によっては、買い替えた方が経済的な場合があります。修理を依頼する際は、修理費用や修理後の保証期間を確認したうえで、修理と買い替えのどちらが適しているか検討しましょう。

買い替えにはメリットがある

修理が高額な場合や、購入から年数が経過して部品の供給が終了している場合は、買い替えを検討するタイミングといえます。新しいテレビは省エネ性能や画質・音質が向上しているモデルが多く、買い替えによって長期的には電気代の節約や利便性の向上にもつながる場合があります。

また、4K対応やスマート機能など、自分にとって必要な機能が不足している場合も買い替えを検討するとよいでしょう。

テレビの寿命を延ばす方法

適切な使い方と管理により、テレビの寿命を延ばすことができます。

適切に使用する

テレビを長時間使用しない場合は、電源を切ることを心がけましょう。テレビは使用時間が長くなるほど部品が徐々に劣化するため、視聴しない時間は電源を切ることで不要な負荷を減らせます。

また、タイマー機能を活用して、就寝時に電源が切れるように設定したり、視聴していない時は、こまめに電源を切ったりする習慣をつけることも大切です。

家電ライター  小池 由起子
テレビには「省エネモード」や「自動画質調整機能」を搭載したモデルがあります。この機能をオンにしておくと、画面が必要以上に明るくならないため、消費電力を抑えられるだけでなく、部品への負荷を軽減できることも。我が家でも常に「省エネモード」に設定してテレビを視聴しています。

熱がこもりにくい場所に設置する

テレビは高温になる場所や直射日光が当たる場所への設置は避けましょう 。高温環境ではテレビ内部に熱がこもりやすくなり、部品の劣化や故障の原因となる可能性があります。

また、暖房器具の近くや風通しの悪い場所への設置は避け、テレビの周囲に放熱スペースを設けることも大切です。温度変化の少ない場所に設置することで、内部温度の上昇を抑えられます。

定期的にホコリを取り除く

定期的に通気口や背面のホコリを取り除くことも大切です。通気口にホコリが溜まると放熱性が低下し、内部温度が上昇して故障の原因になる可能性があります。

通気口や背面は乾いた柔らかい布などで定期的に掃除を行いましょう。画面を清掃する場合は取扱説明書の指示に従い、液晶画面対応のクリーニングクロスなどを使用するとよいでしょう。

故障したテレビの適切な処分方法

テレビの処分には適切な方法があります。

家電リサイクル法に基づいて処分する

テレビは家電リサイクル法対象製品のため、適切な方法でリサイクルする必要があります。不要になったテレビは、購入した販売店や買い替え先の販売店に引き取りを依頼するほか、指定引取場所へ持ち込んで処分することが可能です。

処分方法によっては、リサイクル料金のほか、収集や運搬が必要になる場合があります。詳しくは、居住する自治体や販売店の案内を確認しましょう。

販売店の下取りサービスを利用する

新しいテレビを購入する際に、販売店の下取りサービスを利用することができます。購入と処分を同時に行えるため、楽に手続きできるのがメリットです。

下取り価格や条件は販売店によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

リサイクルショップを活用する

テレビが使用可能な状態であれば、リサイクルショップに持ち込むことも可能です。買取価格はテレビの状態によりますが、買取が可能であれば処分費用を節約できます。

ただし、年式が古いテレビや大型テレビは、持ち込みを断られる場合もあるため、事前にリサイクルショップに確認しておくとよいでしょう。

まとめ

テレビの寿命は内閣府の消費動向調査によると約10年程度です。ただし実際の寿命は使用環境や使用頻度、機種によって異なります。画面や音声の異常、電源トラブルなどの症状が現れた場合は、修理費用や使用年数を考慮し、修理と買い替えを比較検討しましょう。

また、テレビを長く使用するためには、高温になる場所を避けて設置し、通気口のホコリを定期的に取り除くなど、日頃のメンテナンスも大切です。適切なお手入れと使用方法を心がけ、快適な視聴環境を維持しましょう。

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