iPhone16eが発表!iPhone16やSE3と発売日や価格、スペックを徹底比較

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最新チップを搭載しながらも価格を抑えたiPhone16eが発表されました。スタンダードモデルのiPhone16や既存のiPhone SE3と比べてどのような違いがあるのか、発売日に合わせてチェックしておきましょう。ここではiPhone16eとはどのようなモデルなのか、その発売日や価格情報、そしてiPhone16やiPhone SE3との違いを詳しく解説します。

監修者情報

株式会社ヤマダデンキ
セグメント事業統括部 インターネット事業部 ネット商品企画部 SMD

星野 祐孝

ヤマダデンキのデジタル商品仕入部門にて20年ほど勤務した知識や経験を生かし、EC部門にて商品企画や広告・SEOなどを担当し 他にもゲーム部門”ヤマダゲーム”などでキャラデザインやIP活用、ゲームの開発など多岐の業務を兼任する。その培った知見で 家電情報サイトは設立時より深く関わり、記事の企画から監修まで、幅広く携わっております

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目次

iPhone16eとは?

iPhone16eは、2025年2月28日に発売が予定されているAppleの新型スマートフォンです。これまでiPhone SE4として噂されてきた廉価モデルが正式名称として「iPhone16e」の名を冠して登場します。最新のA18チップや長時間バッテリーを搭載しながら、価格が抑えられており、スタンダードなiPhone16よりも手に取りやすいのが大きな魅力です。

本体サイズは高さ146.7mm、幅71.5mm、厚さ7.8mmで、6.1インチ有機ELディスプレイを搭載しています。これはiPhone16(高さ147.6mm、幅71.6mm、厚さ7.8mm、重量170g)よりわずかにコンパクトで軽量です。片手でも扱いやすい約167gの軽量ボディで、iPhone16eは片手操作もしやすい絶妙なサイズ感を備えている点が大きな魅力といえます。従来のiPhone SE3よりも画面サイズが拡大され、視認性と操作性が大幅に向上しました。

iPhone16eの本体価格は99,800円〜で、iPhone16との価格差は25,000円ほど。カメラ性能やDynamic Island、MagSafeなどの機能が省かれている代わりに、リーズナブルで扱いやすいモデルとして注目されています。さらに、A18チップは4コアGPUを備え、処理性能やグラフィック能力が飛躍的に向上しているため、ゲームや動画編集といった負荷の高い作業もストレスなく行えます。マルチタスクに強い8GBメモリを搭載している点も、SEシリーズからの大きな進化といえるでしょう。

iPhone16eの発売日・予約開始日はいつ?

iPhone16eの発売日は2025年2月28日です

人気モデルは予約争奪戦になることも多く、発売日当日に確実に手に入れたい場合は、早めに手続きを行うのがおすすめです。特に希望のカラーやストレージ容量がある場合は早期予約が安心と言えます

iPhone16eの本体価格一覧

iPhone 16eの価格は、モデルやストレージ容量によって異なります。
以下に主要なモデルのSIMフリーの価格をまとめました。

ストレージ容量価格
128GB99,800円
256GB114,800円
512GB144,800円

iPhone16eは、Apple公式ストア価格で99,800円(税込)からになる見込みです。スタンダードモデルのiPhone16が124,800円(税込)からなので、25,000円ほど安い設定になります。

これは最新チップを搭載しながらも機能をある程度抑え、コストを下げた結果と言えるでしょう。コスパ重視で最新のiPhoneを使いたいユーザーにとっては非常に魅力的な選択肢です

なお、ストレージ容量の選択によって価格は変動します。128GBモデルが最も安価で、256GBや512GBと容量が増えるにつれて価格も上がります。ただ、それでもiPhone16の同容量モデルよりは低価格で購入可能なのが魅力です。

iPhone16eのスペック|iPhone16、iPhone SE3との違いを解説

iPhone16eは廉価モデルという位置づけながらも、最新チップ「A18 Bionic」や6.1インチ有機ELディスプレイなど、iPhone16に近い仕様を備えています。ただし、カメラ性能やDynamic Islandといった機能面ではiPhone16ほどの充実度はなく、SE3との中間を埋めるようなモデルとも言えます。

ここでは、iPhone16e・iPhone16・iPhone SE3の主なスペックを比較表にまとめました。デザインやディスプレイ、カメラ、バッテリー、AI機能、処理性能、ストレージ容量といったポイントを中心にチェックしてみてください。

カテゴリ項目名各機種比較
iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
ディスプレイディスプレイサイズ/パネル6.1インチ 有機EL6.1インチ 有機EL4.7インチ 液晶
ホームボタン廃止Dynamic Island搭載搭載(指紋認証)
デザインノッチノッチレスベゼルあり
カラーバリエーション対応色ブラック / ホワイト5色展開 (例: ブラックなど)ミッドナイト / スターライト / (PRODUCT)RED
カメラ性能レンズ構成シングルカメラデュアルカメラ (広角+超広角)シングルカメラ
画素数4,800万画素4,800万+1,200万1,200万
ナイトモード対応対応非対応
バッテリー&充電ビデオ再生最大26時間最大22時間最大15時間
オーディオ再生最大90時間最大80時間
充電端子USB-CUSB-CLightning
ワイヤレス充電Qi (MagSafe非対応)MagSafe / Qi2非対応
AI機能対応状況Apple Intelligence対応Apple Intelligence対応非対応
処理性能チップ / GPUA18 (4コアGPU)A18 (5コアGPU)A15 Bionic
メモリ8GB8GB4GB
ストレージラインナップ128GB / 256GB / 512GB128GB / 256GB / 512GB / 1TB64GB / 128GB / 256GB

基本性能はしっかり抑えながら、価格の安さとバッテリー持ちの良さがiPhone16e最大の強みです。以下ではサイズ、デザイン、カメラなど、各項目ごとに違いを見ていきましょう。

サイズ

iPhone16eの本体サイズは、iPhone SE3と比べるとひと回り大きくなりましたが、iPhone16と比べるとほぼ同等の寸法です。SE3は4.7インチ液晶の搭載によりコンパクトさが特徴でしたが、iPhone16eは6.1インチ有機ELディスプレイを採用しつつも厚みや重さは抑えられています。

フルスクリーンデザインへの移行に伴い、画面占有率が大きく増えた一方、持ちやすさを損なわない絶妙なサイズ感を確保しているのがiPhone16eの魅力です。ポケットにも収まりやすいサイズでありながら、大画面化による視認性向上を実現している点が注目ポイントです

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
高さ約146.7mm約147.6mm約138.4mm
約71.5mm約71.6mm約67.3mm
厚さ約7.8mm約7.8mm約7.3mm
重量約167g約170g約144g

上の表からもわかるように、iPhone16eはiPhone16に比べてわずかにコンパクトで軽量です。iPhone SE3から移行を考えている場合、サイズが大きくなることで画面の視認性は向上するものの、片手操作時には慣れが必要かもしれません。

ただし、6.1インチディスプレイがもたらすメリットは大きく、動画視聴やウェブブラウジング、アプリの操作で快適さをより感じられます。SE3の小さな筐体から乗り換えを検討している方は、実機を手に取ってサイズ感を確かめることをおすすめします。

ディスプレイ

iPhone16eは6.1インチの有機ELディスプレイを採用し、ホームボタンを廃止してフルスクリーンデザインへと進化しました。これにより、画面占有率が従来のiPhone SE3よりも大幅にアップし、動画鑑賞やゲームの没入感が高まっています。

一方で、iPhone16にはDynamic Islandが搭載されていますが、iPhone16eはノッチ型デザインを踏襲。最先端のUI体験を重視するならiPhone16ですが、価格を重視しつつ広い画面を使いたい場合にはiPhone16eが魅力的です。

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
ディスプレイ有機EL (6.1インチ)有機EL (6.1インチ/ Dynamic Island)液晶 (4.7インチ)
リフレッシュレート60Hz60Hz60Hz
最大輝度1,200ニト2,000ニト625ニト
ホームボタンなし (Face ID)なし (Face ID)あり (Touch ID)

従来のiPhone SE3はホームボタンに指紋認証が内蔵されていましたが、iPhone16eは顔認証(Face ID)に統一され、ディスプレイ周りはiPhone16に近いモダンな印象です。指紋認証派には少し残念かもしれませんが、Face IDの精度が向上しているため日常的にスムーズに使えるでしょう。

カラーバリエーション

iPhone16eのカラーはホワイトとブラックの2色展開です。これはiPhoneシリーズで定番となるカラーであり、ファッションやケースとの相性を選ばない万能色でもあります。

iPhone16では5色展開されているため、よりカラフルな選択ができるのが利点です。iPhone16eはカラーこそ少ないものの、シンプルだからこそ長く飽きずに使えると言えるでしょう

iPhone16eiPhone16iPhone SE3
機種名iPhone16eiPhone16iPhone SE3
カラー展開ブラック / ホワイト5色展開ミッドナイト / スターライト / (PRODUCT)RED

iPhone SE3のカラーラインナップを好んでいた方にとっては、iPhone16eがホワイトとブラックのみになった点は寂しく感じるかもしれません。とはいえ、スマホケースで個性を出すユーザーが増えているため、2色展開でも困ることは少ないでしょう。

カメラ性能

iPhone16eはシングルカメラ構成ながらも、4,800万画素の広角カメラを搭載しています。これはiPhone16と同じ高画素数のカメラセンサーで、従来のiPhone SE3(1,200万画素)から大幅に進化しています。

ただし、iPhone16が持つ超広角レンズやマクロ撮影機能、カメラコントロールボタンなどは非搭載です。カメラ機能を思い切り楽しみたいならiPhone16、それほどこだわりがなければiPhone16eでも十分といえます

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
メインカメラ4,800万画素 (広角)4,800万画素 (広角) + 1,200万画素 (超広角)1,200万画素 (広角)
インカメラ1,200万画素1,200万画素700万画素
ナイトモード対応対応非対応
マクロ撮影非対応対応非対応

シングルカメラでもiPhone16eならではの優れた画質を実現できる点は好評です。夜景モードやポートレートモードの性能も向上しているため、日常使いにはまったく問題ないレベルとなっています。SNSに投稿する写真がメインなら、iPhone16eのカメラでも十分満足できるはずです。

IT家電ライター たろっさ
両者の違いでも特に大きいのがやはりカメラ機能。マクロ機能がないほか、0.5倍の広角撮影も出来ないため、かなり制限される点には注意しましょう。ただし、2倍までの光学ズームはiPhone16と変わりません。また、カメラコントロールボタンも搭載されていないため、iPhone16とかなり使用感は変わります。
ただし、ディスプレイの輝度などが低くなっている分、バッテリー持ちは断然iPhone16eのほうが良くなっています。あまり充電をマメにしないという方には特に恩恵が大きいでしょう。

バッテリー容量・充電機能

iPhone16eのバッテリー駆動時間はビデオ再生最大26時間、オーディオ再生最大90時間と公表されており、スタンダードモデルのiPhone16より長持ちするという点が大きな特徴です。外出先で頻繁に充電できない状況でも安心感があります。

一方で、iPhone16が対応しているMagSafe充電はiPhone16eでは利用できません。従来通りのQiワイヤレス充電やUSB-Cケーブルでの充電に絞られるため、充電アクセサリの拡張性を求める人はiPhone16が魅力的でしょう

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
バッテリー駆動ビデオ再生: 最大26時間
オーディオ再生: 最大90時間
ビデオ再生: 最大22時間
オーディオ再生: 最大80時間
ビデオ再生: 最大15時間
オーディオ再生: 最大50時間
充電端子USB-CポートUSB-CポートLightning
MagSafe非対応対応非対応

総じて、バッテリー持ちを重視したい人にはiPhone16eの魅力が際立ちます。MagSafeが不要であれば、より長持ちするiPhone16eのほうがお得とも言えるでしょう。

AI機能(Apple Intelligence)

Apple独自の生成AI機能「Apple Intelligence」は、最新のiPhoneモデルで対応が進んでおり、iPhone16eにも搭載されています。クラウドに依存せずにローカル処理を行うため、プライバシー保護の面でも安心感があります。

手頃な価格でありながら最新のAI機能を使える点はiPhone16eの大きなアドバンテージと言えるでしょう。日本語対応は4月初旬にされる予定で、将来的にはより便利に使えるようになると期待されています。

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
機種名iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
Apple Intelligence対応対応対応非対応

Apple Intelligenceでできることは?

Apple Intelligenceは、Siriの高機能化をはじめ、文章の自動校正や要約、音声文字起こし、画像生成など多岐にわたる機能が見込まれています。通知の優先表示など、ユーザーの行動パターンを学習して役立つシーンを増やしていくのも特徴です。

今後のアップデートで日本語サポートが本格化する予定なので、ビジネスシーンや日常のさまざまな場面で活用の幅が広がるでしょう。

IT家電ライター たろっさ
iPhone16でとくに進化したApple IntelligenceとA18チップはそのまま搭載されています。今までのiPhoneとiPhoneSEの違いに比べてその差は少なくなっているので、選びやすい機種と言えるでしょう。8GBRAMや最大26時間のバッテリー、48MPのメインカメラなど、従来のiPhoneSE3に比べて格段に進化しているため、価格以上の性能発揮に期待がかかります。

処理性能

iPhone16eにはA18チップ(GPU4コア)が搭載されており、iPhone16(GPU5コア)と比較するとグラフィックス性能がわずかに抑えられています。しかし、CPUコア数やNeural EngineはiPhone16と共通で、日常的な使用ではほとんど差を感じないレベルの高性能です。

また、メモリが8GBに増えている点もiPhone SE3(4GB)と比べて大きなアドバンテージになります。複数のアプリを切り替えながらの作業でもスムーズに動作するため、ストレスのないユーザー体験が期待できます

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
CPUA18 Bionic (6コアCPU / 4コアGPU)A18 Bionic (6コアCPU / 5コアGPU)A15 Bionic (6コアCPU / 4コアGPU)
メモリ8GB8GB4GB

重い3Dゲームを最高設定で遊びたい場合にはGPUコア数の多いiPhone16が優位ですが、多くのユーザーにとってはiPhone16eの性能でも十分すぎるほどです。高いパフォーマンスとリーズナブルな価格の両立がiPhone16eの魅力となっています。

ストレージ容量

iPhone16eのストレージ容量は128GB、256GB、512GBの3種類展開で、iPhone16とほぼ同じバリエーションですが、1TBモデルはありません。iPhone SE3では64GBモデルが存在していたため、128GB以上に統一された点は使い勝手の向上とも言えます。

動画や写真を頻繁に撮影する人なら256GBや512GBを選べば安心ですし、クラウドを活用するなら128GBでも十分な場合があります。必要に応じて最適な容量を選択しましょう。

iPhone16eiPhone16iPhoneSE3
ストレージ容量128GB / 256GB / 512GB128GB / 256GB / 512GB / 1TB64GB / 128GB / 256GB

SE3からの買い替えを検討している人で、64GBの容量不足に悩んでいたならiPhone16eに乗り換えることでストレージ面の不安が一気に解消されるでしょう。用途に合わせて最適なサイズを選ぶことで、より快適なデジタルライフを楽しめます。

iPhone 16eは買うべきか?

ここからは、iPhone 16eの購入を検討している人に向けて、その魅力や注意点を詳しく見ていきます。iPhoneを選ぶ際の基準は人それぞれ異なるため、自分の使用スタイルをあらためて考えながら確認してください。

価格や機能、カメラ性能など多面的にチェックすれば、理想のスマートフォンを手に入れられるはずです。iPhone 16eの強みと、ほかのモデルを選ぶべきケースをしっかりと把握しておきましょう。

iPhone16eとiPhone16・iPhoneSE3を、それぞれどんなユーザーにおすすめかを簡潔に整理してみました。最新チップや高性能カメラ、Dynamic Islandなどの機能の有無に注目して選択の参考にしてください。

iPhone16eを買うべき人iPhone16やiPhone SE3を買うべき人
最新のチップ性能をできるだけ安く手に入れたい人。広角以外のカメラ機能や超広角撮影などを重要視する人。
Dynamic IslandやMagSafeがなくても不便を感じない人。拡張性や充電方法の多様さ、またはホームボタンの使いやすさを重視する人。
長時間動画や音楽を楽しみたいなどバッテリー重視の人。外出先で高いディスプレイ輝度やカメラのマクロ撮影などを活用したい人。
4,800万画素のシングルカメラでも十分だと感じる人。高度な撮影機能を使いこなしたい、あるいはコンパクトサイズを好む人。

iPhone 16eがおすすめな人

iPhone 16eは、新しいチップセットを搭載していながら価格を抑えめに設定しているモデルです。高性能なA18チップに加え、6.1インチの有機ELディスプレイや長時間バッテリーなど、使い勝手の良い要素を数多く備えています。

特に魅力的なのは最新iPhoneをリーズナブルに手にできることで、カメラ機能やDynamic Islandなどを重視しないのであれば、十分満足できるスペックを持っています。ここでは、そんなiPhone 16eが向いているユーザータイプについて紹介します。

コスパが良い最新のiPhoneを求めている人

スマートフォンにおける性能と価格のバランスは多くの人が重視するポイントです。iPhone 16eは、最新のチップであるA18 Bionicを搭載し、8GBメモリによる安定した動作環境も提供していながら、比較的手の届きやすい価格帯を実現しています。

性能とコストの両立を図りたい人にこそ、iPhone 16eは一見の価値があるモデルといえるでしょう。長く使える高性能端末を低予算で手に入れたいなら、このモデルを第一候補にしても損はありません。

最新機能を必要としていない人

iPhone 16eでは、Dynamic IslandやMagSafeなど、一部の機能が省かれています。カメラもシングルレンズを採用し、ナンバリングモデルのように超広角撮影やマクロ撮影ができない場合がありますが、通常の写真や動画撮影がメインなら十分な性能です。

そのため、最新技術を駆使した撮影や特殊な充電アクセサリを必要としない人であれば、むしろ余分な機能がなく使い方がシンプルになるともいえます。「スマホは使い慣れた機能さえあれば充分」という方には、iPhone 16eの簡潔さが大きなメリットです。

長時間バッテリーや最近のチップセットを使いたい人

iPhone 16eはビデオ再生最大26時間、オーディオ再生最大90時間という長時間駆動を誇り、出先で動画視聴をしたり、音楽やポッドキャストを長時間再生する人でも安心です。さらに、最新のA18チップセットを搭載しているため、処理性能は非常に高い水準にあります。

コア性能がしっかりしているうえにバッテリー駆動時間が長い点は、iPhone 16eならではの強みです。外出先でバッテリー切れを起こしたくない人や、日常的にパフォーマンスの高い処理を行うユーザーにもおすすめできます。

iPhone 16e以外のモデルを買うべき人

iPhone 16eは確かに魅力的ですが、特定の機能やカメラ性能を最優先するならば、ほかのモデルを選んだほうが満足できるケースもあります。ここでは、iPhone 16e以外のモデルが向いている人の特徴を解説します。

自分の使用シーンで外せない機能や性能がある場合、iPhone 16eに搭載されていないと後から不満を感じる可能性があるため、購入前にしっかりチェックしておきましょう。

iPhoneの最新機能を存分に使いたい人

iPhone 16シリーズでは、昨年登場したiPhone 15 Proシリーズに搭載されて話題となったDynamic Islandが無印モデルにも本格採用されました。通知や音楽の再生、アプリの切り替えなどをスムーズに把握できるインタラクティブな仕組みとして評判です。

一方でiPhone 16eはDynamic Island非搭載なため、最先端のUI体験を重視したい人には物足りなく感じるかもしれません。MagSafeのような周辺アクセサリの拡張もiPhone 16の方が幅広く対応しているため、新しいiPhone技術を余すことなく楽しみたいならiPhone 16やProモデルを検討してください。

デザインにこだわりがある人

iPhone本体の色や、ベゼル部分の作りなど、デザインに強いこだわりを持つ人にとって、選べるカラーバリエーションや仕上げは重要な検討項目です。iPhone 16eはブラックとホワイトの2色展開のみで、本体もシンプルな仕上がりになっています。

その一方、iPhone 16は5色もの展開が用意され、バックパネルの質感やフレームなど細部のデザインにもこだわっています。ファッションアイテムやアクセサリとしてスマホを楽しみたい場合は、カラーバリエーションが豊富なiPhone 16の方が選択肢は広いといえます。

ズーム機能や広角などカメラ性能を最重要視する人

iPhone 16とiPhone 16eでは、撮影機能に大きな差があります。iPhone 16eはシングルレンズで、広角カメラのみの構成です。一方、iPhone 16は超広角レンズを加えたデュアルカメラになっており、マクロ撮影や高精度のポートレート撮影にも強みを持っています。

特に0.5倍の超広角や2倍ズームを頻繁に使う人にとって、iPhone 16eでは満足できないケースがあるので注意が必要です。旅行や写真撮影を趣味とする人、SNSへの投稿写真にこだわりを持つ人は、多少の価格差があってもカメラ機能の充実したナンバリングモデルやProモデルが向いているでしょう。

以下のような場合は、iPhone 16e以外の選択肢を検討してみてください。

  • 安価さよりも超広角やマクロ撮影など、高度なカメラ機能を重視する
  • 屋外での使用機会が極めて多く、ディスプレイの最大輝度を高くしたい
  • すでにMagSafe対応アクセサリを多数持っていて、これまでの環境をフル活用したい
  • スマホ自体をファッションの一部として楽しみたいので、多彩なカラーバリエーションを求めている

まとめ

今回紹介したとおり、iPhone 16eは最新のA18チップを搭載しながら価格を抑え、バッテリーの持ちも非常に良い点が注目されています。通常の写真撮影やSNS・メール・Web閲覧など、日常でよく使う用途であればシングルカメラでも十分きれいに撮影できるでしょう。

しかし、最先端のUIや拡張性を重視するならDynamic IslandやMagSafeなどを搭載したiPhone 16を選ぶほうが失敗が少ないともいえます。カメラ機能の充実を何よりも大切にする人は、超広角レンズやマクロ機能を備えたモデルのほうが満足度が高いでしょう。

最終的には自分のスマートフォンに求める機能や予算を整理することが大切です。iPhone 16eは、必要十分な性能を持ちつつ価格面で優位に立つ魅力的な一台なので、コストパフォーマンスを重視する方はぜひ検討してみてください。

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