\ ヤマダデンキの公式ECサイト /
コンパクトなデザインにハイスペックな性能を持つ、iPad miniが突如Appleより発表されました。
この記事では、2024年10月23日に発売予定の新型iPad miniの特長や搭載されるiPadOS 18の新機能などを詳しく解説し、購入前に知っておきたいポイントをお伝えします。
A17 Proチップの搭載やApple Pencil Proへの対応など、大幅にパワーアップした新型iPad miniは、生産性と創造性を飛躍的に高めてくれるでしょう。
新型iPad miniの概要
新型のiPad miniがApple社より発表されました。さらなる進化を遂げた新型モデルは、高性能なハードウェアとソフトウェアの融合により、快適で生産的なタブレット体験を提供するでしょう。
iPad mini(A17 Pro)と、それより1世代前のモデルであるiPad mini(第6世代)を比較した表を上記に掲載しています。
iPad miniの概要について、いくつかの重要なポイントを見ていきましょう。発売日や価格、ストレージ容量、カラーバリエーション、そしてデザインの特徴について、順を追って解説します。
発売日と価格
新型iPad miniの発売日は、2024年10月23日(水)とされています。価格は、78,800円(税込)からとなっており、前モデルと比較しても手頃な価格設定となっています。
また、今回のモデルからは、Wi-Fi + Cellularモデルも同時発売されます。5G対応により、場所を選ばずに高速なインターネット接続を利用できるようになりました。
ストレージ容量
ストレージ容量は、128GBから選択可能です。これは前世代の最低容量の2倍となっており、より多くのアプリや写真、動画などを保存できるようになりました。
また、256GBと512GBの選択肢も用意されているため、個人のニーズに合わせて選択することができます。大容量のストレージを必要とする方にとって、嬉しいアップグレードと言えるでしょう。
4つのカラー
新型iPad miniは、4つの魅力的なカラーから選ぶことができます。前回のスターライト、スペースグレイ、パープルに加え、新色のブルーが登場しました。
これらの新しい色は、iPad miniのコンパクトなデザインと相まって、個性を表現するのに最適です。好みに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションは、ユーザーの満足度を高めてくれることでしょう。
コンパクトで持ち運びやすいデザイン
新型iPad miniの最大の特徴の一つは、そのコンパクトで持ち運びやすいデザインです。8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しながらも、極めて薄型で軽量に仕上げられています。
iPad mini(第6世代)より性能が向上しているのに、サイズと重量は以前と全く変わっていません。
日常的に持ち歩くことを想定したサイズ感は、通勤・通学時やちょっとした外出の際にも、手軽に使えるタブレットとしての魅力を高めています。コンパクトながらも高性能なiPad miniは、様々なシーンで活躍してくれるでしょう。
- 新型iPadは10月23日発売で、価格は78,800円から
- ストレージ容量は以前の倍である128GBから選択可能
- 新色のブルーを加えた4色展開
- スペックが向上しているのに、以前と全く同じサイズ・重量
A17 ProチップとApple Intelligenceによるパフォーマンス向上
新型iPad miniは、A17 Proチップの搭載とApple Intelligenceの深い一体化により、パフォーマンスが大幅に向上しています。では、具体的にどのようなポイントが改善されているのでしょうか。
CPUとGPUパフォーマンスの前世代比向上
新たに搭載されたA17 Proチップは、CPUパフォーマンスが前世代比で最大30%向上し、GPUパフォーマンスも最大25%向上しています。この改善により、より高速かつスムーズな処理が可能になりました。
例えば、複雑な3Dゲームや高解像度の画像編集などの負荷の高いタスクでも、サクサクと快適に作業を進めることができるでしょう。また、マルチタスク処理も一段と滑らかになり、作業の効率アップが期待できます。
Neural Engineの高速化
A17 ProチップではNeural Engineも大幅に高速化され、前世代の2倍の速度を実現しています。Neural Engineは機械学習処理を担当する専用ハードウェアで、画像認識や自然言語処理などのAI関連タスクを高速に処理します。
この改善により、写真アプリでの被写体認識やSiriの音声認識などの機能が、より高精度かつ高速に動作するようになりました。ユーザーは、よりスマートで直感的なAI体験を楽しめるはずです。
ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング対応
新型iPad miniは、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングに対応しています。レイトレーシングは、3DCGにおいて光の反射や屈折を物理的に正確にシミュレーションする手法で、よりリアルで美しいグラフィックスを実現できます。
この機能により、対応アプリやゲームでは、これまでにない臨場感あふれる映像体験が楽しめるでしょう。クリエイターにとっても、高品質な3Dコンテンツ制作の可能性が広がります。
これはソフトウェアベースのレイトレーシングよりも4倍高速なので、今までより快適な操作が可能になるでしょう。
iPadOS 18での機能強化
Apple Intelligenceの恩恵を受けて、多くの標準アプリが大幅に機能強化されています。iOS18の機能として、作文ツールでは文法上の修正や表現の改善等の校正や、言葉遣いを変更することなども可能になっています。
Siriは、より自然で文脈を理解した対話が可能になり、タイプ入力にも対応しています。また、言葉遣いを間違えてしまい、途中で言い直してお願いした場合でも対応が可能になりました。
写真アプリでは、AIを活用したメモリーの改善や、写真の中で不要なものを削除できるクリーンアップツールの追加などが行われました。
さらに、Image Playgroundと呼ばれる画像生成ツールも新たに登場し、ChatGPTとの一体化も実現しています。これらの機能強化により、ユーザーはより直感的かつクリエイティブにiPad miniを活用できるでしょう。
新型iPad miniの主要機能
8.3インチLiquid Retinaディスプレイ
新型iPad miniは、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを採用しています。このディスプレイは、鮮やかな色彩と精細な表示を実現します。
True Toneや、P3の広色域、極めて低い反射率などを実現しているため、様々なシーンでiPadを快適に利用することが可能です。
高速な接続性(Wi-Fi 6E、USB-C、5G)
新型iPad miniは、Wi-Fi 6E、USB-C、5G(Cellularモデルのみ)といった高速な接続性を備えています。これにより、快適なインターネット接続とデータ転送が可能になります。
12MP広角バックカメラと12MP超広角フロントカメラ
新型iPad miniには、12MPの広角バックカメラと12MPの超広角フロントカメラが搭載されています。これらのカメラは、高品質な写真撮影とビデオ通話を実現します。
Apple Pencil Proへの対応と新機能
新型iPad miniは、Apple Pencil Proに対応しています。Apple Pencil Proは、スクイーズ、触覚フィードバック、ジャイロスコープによる回転検知などの新機能を備えており、より自然で直感的な操作が可能です。
Image Playgroundの搭載
新型iPad miniには、Image Playground(画像生成ツール)が搭載されています。Image Playgroundを使えば、簡単に画像を生成することができます。
これの機能は、ユーザーの創造性を刺激し、生産性を高めることでしょう。
- 大迫力の8.3インチLiquid Retinaディスプレイ
- Wi-Fi 6E、USB-C、5G(Cellularモデルのみ)などの高速な接続性
- Apple Pencil Proへの対応
- 画像生成ツールであるImage Playgroundの搭載
iPadOS 18の新機能
iPadOS 18では、ユーザー体験を向上させるために、多数の新機能と改良が盛り込まれています。ここでは、新型iPad miniを最大限に活用するために知っておくべき、iPadOS 18の主要な新機能について詳しく見ていきましょう。
ChatGPTの搭載
iPadOS 18の新機能としてChatGPTの搭載が挙げられます。これにより、自然な対話形式での情報検索や作業支援が可能になります。
作文ツールではChatGPTを活用してオリジナルの文章を作成することができたり、SiriへのリクエストにChatGPTを活用して回答してくれたりします。
計算機アプリの刷新
iPadOS 18の計算機アプリは、基本計算機、関数電卓、計算メモなどの機能を備えた多機能なツールへと生まれ変わりました。基本計算機モードでは、シンプルで直感的な操作性を重視しつつ、必要十分な機能を提供します。
一方、関数電卓モードでは、数学や科学分野での複雑な計算にも対応できる高度な機能が用意されています。
さらに、計算メモモードを使えば、数式を書いたりタイプ入力したりすることで、グラフの作成が可能です。メモアプリとも連携ができ、メモアプリ内で計算することも可能になりました。
メモアプリの機能強化
iPadOS 18のメモアプリには、スマートスクリプトと呼ばれる新機能が導入されました。
スマートスクリプトは、手書きのメモを自動的に解析し、整理された構造に変換します。これにより、手書きテキストでもタイプ入力のテキストと同じくらい簡単に編集ができるようになったため、スペースの挿入や手書きテキストのペーストなどが可能になりました。
音声録音と書き起こし機能
iPadOS 18では、音声録音と書き起こし機能が大幅に改善されました。会議や講義などの音声を高精度で録音し、リアルタイムで書き起こすことができます。
文字起こしされたテキストは検索も可能なので、欲しい情報にすぐアクセスができます。
更に、文字起こしを要約することも可能です。そのため、録音内容を手短に知ることもできるようになりました。
ホーム画面とコントロールセンターのカスタマイズ
iPadOS 18のホーム画面では、ウィジェットの配置やアプリアイコンのサイズ変更など、より柔軟なカスタマイズオプションが提供されています。ユーザーは自分の使い方に合わせて、最適なホーム画面レイアウトを作成できます。
また、コントロールセンターも再設計され、よりアクセスしやすく、直感的な操作が可能になりました。頻繁に使用する設定やツールを、ワンタップで呼び出せるようになっています。
写真とメッセージアプリのアップデート
写真アプリは、iPadOS 18で大幅なアップデートが行われました。メモリー機能が強化され、より魅力的で感動的な思い出の振り返りが楽しめるようになっています。
また、メッセージアプリにも新機能が追加されました。メッセージのプレビューに、メッセージの冒頭ではなく要約が表示されます。これにより、プレビューの段階で大まかな情報を把握することが可能になるでしょう。
- AIによる強力な補助
- 計算機、メモアプリ、音声録音機能、写真、メッセージなどがアップデート
新型iPad miniを買うべき理由
コンパクトながら高性能なデバイス
新型iPad miniは、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しながらも、極めて持ち運びやすいデザインを実現しています。
カラーバリエーションも、スターライト、スペースグレイ、パープルと、新色のブルーの4種類から選べるようになりました。
最新のA17 Proチップによるパフォーマンス向上
新型iPad miniには、最新のA17 Proチップが搭載されています。これにより、前世代比でCPUパフォーマンスが最大30%、GPUパフォーマンスが最大25%向上しました。
さらに、Neural Engineも前世代の2倍高速になり、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングにも対応しています。
Apple Pencil Proとの組み合わせによる生産性と創造性の向上
新型iPad mini(A17 Pro)は、Apple Pencil Proに対応しています。Apple Pencil Proは、スクイーズ検知や触覚フィードバック、回転検知機能を備えており、より直感的で精密な入力が可能です。
また、「探す」機能にも対応しているので、紛失の心配も少なくなるでしょう。従来のApple Pencil(USB-C)も使用できます。
iPadOS 18の新機能による使い勝手の向上
iPadOS 18には、計算機アプリやメモアプリの強化、音声録音と書き起こし機能、ホーム画面のカスタマイズ強化など、多くの新機能が追加されています。
特に写真アプリは大幅にアップデートされ、メッセージアプリにも新機能が加わりました。これらの機能により、iPad miniの使い勝手がさらに向上するはずです。
環境に配慮した設計
新型iPad miniは、環境に配慮した設計になっています。筐体には100%再生アルミニウムが使用され、マグネットには100%再生希土類元素が使われています。
また、エネルギー効率の高い設計になっており、パッケージの100%が繊維をもとにした素材で作られています。環境に優しいデバイスを探している人にとっては、大きな魅力となるでしょう。
新型iPad mini購入前の注意点
新型iPad miniの購入を検討する際には、いくつかの重要なポイントを確認しておくことが大切です。ここでは、新型iPad miniを購入する前に知っておくべき注意点について詳しく見ていきましょう。
価格と予算の確認
新型iPad miniの価格は、78,800円(税込)からとなっています。この価格は、ストレージ容量やモデルによって異なります。
購入前に、自分の予算と照らし合わせて、無理のない範囲で選択することが重要です。必要な機能やストレージ容量を見極めつつ、予算内で最適なモデルを選びましょう。
必要なストレージ容量の見極め
新型iPad miniのストレージ容量は、前世代の2倍である128GBからとなっています。自分のニーズに合ったストレージ容量を選ぶことが大切です。
多くのアプリやデータを保存する必要がある場合は、より大容量のモデルを選ぶことをおすすめします。一方、クラウドストレージを積極的に活用する場合は、128GBでも十分かもしれません。
Wi-Fi modelとWi-Fi + Cellularモデルの選択
新型iPad miniには、Wi-Fi modelとWi-Fi + Cellularモデルの2種類が用意されています。Wi-Fi modelは、Wi-Fi環境下でのみインターネットに接続できます。
一方、Wi-Fi + Cellularモデルは、モバイルネットワーク(5G)にも対応しており、Wi-Fi環境がない場所でもインターネットに接続できます。モバイル通信を必要とするかどうかを考慮して、適切なモデルを選びましょう。
アクセサリー(Apple Pencil Proなど)の追加コスト
新型iPad miniは、Apple Pencil Proに対応しています。Apple Pencil Proを使用すると、より精密なスケッチやメモ書きが可能になります。
ただし、Apple Pencil Proは別売りのアクセサリーであり、追加のコストがかかります。他にも、ケースやスクリーンプロテクターなどのアクセサリーを購入する場合は、それらの追加コストも考慮に入れておく必要があります。
前世代のiPad miniとの比較検討
新型iPad miniは、前世代のモデルと比べて多くの改良点があります。A17 Proチップによる高いパフォーマンス、Wi-Fi 6E対応、5G対応、Apple Pencil Proへの対応などが主な特長です。
これらの新機能が自分にとって必要かどうかを吟味し、前世代のモデルとの価格差を考慮して、アップグレードする価値があるかどうかを判断しましょう。場合によっては、前世代のモデルで十分な場合もあるでしょう。
まとめ
新型のiPad miniは、コンパクトなデザインにハイスペックな性能を詰め込まれた、最新鋭のタブレットです。A17 Proチップによる大幅なパフォーマンス向上や、Apple Pencil Proへの対応など、生産性と創造性を高める機能が満載です。
また、iPadOS 18の新機能も見逃せません。計算機アプリやメモアプリの強化、音声録音と書き起こし機能など、使い勝手が大きく改善されています。写真アプリやメッセージアプリのアップデートも、ユーザー体験の向上に寄与するでしょう。購入前には、予算やストレージ容量、モデルの選択など、いくつかの注意点を確認しておくことが大切です。