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ヘアスタイリングをしたいけれど、どのヘアアイロンを使えばいいのか悩んだことはありませんか?最近のヘアアイロンは多彩な機能とデザインが揃い、ストレートからカール、さらには2wayやブラシタイプまで、髪質やアレンジしたいスタイルに合わせたぴったりな一本を選ぶことができます。
本記事では、各種ヘアアイロンの特徴や選び方のポイント、さらには主要メーカーの魅力までを徹底解説しました。これを読めば、自宅でもサロン仕上げのスタイルを実現できるヒントが満載です。
ヘアアイロンとは?
ヘアアイロンは、髪を美しく整えるための美容家電で、髪を乾かすヘアドライヤーとは異なる役割を持ちます。スタイリングの際に、髪をまっすぐに伸ばしたり、華やかな巻き髪を作り出したりするために使用されます。
髪を伸ばすストレートアイロンと、巻き髪を作り出すカールアイロン(コテ)の二つに分類されます。さらに、近年では2wayやブラシ型など、使いやすさと髪へのダメージ軽減を追求したモデルも登場しています。
ヘアアイロンは、温度調節や速度、イオン機能などのスペックにより、スタイルの仕上がりや髪の健康状態に大きな影響を与えるため、それぞれの機能を把握して、用途に合った製品を選びましょう。
ヘアアイロンの選び方
ヘアアイロン選びは、あなたの髪質や求めるスタイリングに合わせることが大切です。ここでは、基本的な選び方のポイントと、それぞれのタイプの特徴について見ていきましょう。
アレンジしたい髪型で選ぶ
以下は、主なヘアアイロンのタイプとその特徴です。
- ストレートアイロン – くせ毛やうねりをまっすぐに整える
- カールアイロン – 巻き髪やカールアレンジに最適
- 2wayアイロン – 1台でストレートもカールも可能
- ブラシアイロン – ヤケドの心配が少なく初心者にも使いやすい
それぞれのタイプは、髪の長さや質、そして求めるスタイルにより最適なものが異なります。 たとえば、くせ毛やうねりを伸ばしたい場合はストレートアイロン、華やかな巻き髪を作りたい場合はカールアイロンを選ぶとよいでしょう。
カールアイロン(コテ)の直径で選ぶ
カールアイロン(コテ)のサイズは、仕上がりのカール具合に大きな影響を与えます。直径が細かいほど、短時間でしっかりとカールがかかり、逆に大きいとゆるやかな仕上がりになります。自分の髪の長さや希望のスタイルに応じてサイズを選ぶことが重要です。
以下の表は、一般的なカールアイロンの直径別の特徴をまとめたものです。
| 直径 | 特徴・おすすめの髪型 |
|---|---|
| 21~26mm | 細かいカール、ショートやボブスタイルに適しており、髪全体にきめ細やかなカールを作れます。 |
| 32mm | 定番サイズで、ショートからロングまで幅広いアレンジに対応。巻き方次第で強めから緩やかまで調整可能です。 |
| 31~38mm | ゆるふわとしたナチュラルなカールが得意で、セミロングやロングヘア向けにおすすめです。 |
カールアイロンを使う際は、直径と髪質の相性に注意して、均一なカールを作ることがポイントです。
髪へのダメージが気になる人はホットカーラーを
通常のヘアアイロンは高温になるため、髪へのダメージが避けられないといわれています。そのため、髪に優しい温度でアレンジできるホットカーラーが注目されています。ホットカーラーは、従来のアイロンに比べて低温設定となっており、髪のキューティクルを保護しながらスタイリングが可能です。
ホットカーラーを選ぶ際のポイントは、以下の3点です。まず、立ち上がりまでの時間を確認し、素早く目標温度に達するかをチェックします。次に、カーラーの太さを自分の髪質や希望するカールの強さに合わせて選び、最後にセット本数や買い足しのしやすさも確認することが大切です。
- 立ち上がり時間:適温に達するまでの時間を確認
- カーラーの太さ:髪型や髪質に最適なサイズを選択
- 本数の確認:セット本数と買い足しの対応をチェック
このように、目的や髪の状態に合わせたヘアアイロンを選ぶことで、毎日のスタイリングがもっと快適になり、ダメージも押さえられます。
ヘアアイロンの主なメーカー
市場には数多くのメーカーが存在し、それぞれ独自の技術とデザインで髪へのアプローチを行っています。ここでは代表的な5つのメーカーと、その特徴についてご紹介します。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、ヘアドライヤーで国内シェアNo.1を誇るだけでなく、ヘアアイロンにも注目すべき技術を搭載しています。特に「ナノイー」技術を採用することで、髪内部に潤いを与えながらも、しっかりとスタイリングを行う製品が人気です。
同社の「ナノケア」シリーズは、熱とイオンのバランスに優れており、髪を傷めずに美しい仕上がりを実現します。高い信頼性と使いやすさが、多くのユーザーから支持されています。
I-ne(アイエヌイー)
I-neはSALONIAブランドをはじめとした多彩なラインナップを提供する美容家電メーカーです。特にストレートヘアアイロンは、マイナスイオンをダブル放出することで、キューティクルを保護しながら熱ダメージを最小限に抑える設計となっています。
豊富なモデル展開により、サロン品質のスタイリングを自宅で手軽に実現できると評判です。
クレイツ(CREATE ION)
クレイツは、日本人女性の美しい黒髪を守るための技術に長けたブランドです。伝統と最新技術を融合させた「イオンカールプロ」シリーズは、プロ仕様の耐久性と滑らかなヘアスタイリングを実現します。
スムーズな髪の滑りと確かなカール性能で、多くの美容師から信頼の厚い製品となっています。
モッズヘア(mod’s hair)
モッズヘアは、フランスのトップヘアメイクチームによるプロデュースブランドとして知られています。サロン仕様の「ADVANCED(アドバンス)」シリーズは、パワフルな性能とスタイリッシュなデザインが魅力です。
最新トレンドを意識した機能やデジタル制御が取り入れられており、多彩なヘアスタイルの実現に貢献しています。
ヴィダルサスーン(VIDAL SASSOON)
ヴィダルサスーンは、長い歴史を持つヘアケアの老舗ブランドです。ピンクコーティングやコードレス設計、海外対応のモデルなど、幅広いラインナップが特徴です。
特に「VS」シリーズは、温度調節や安全機能が充実しており、家庭用としても安心して使用できる点がユーザーから高く評価されています。
機能やスペックについてもっと詳しく
ヘアアイロンは、単なる温熱機器ではなく、さまざまな機能とスペックが組み合わさることで、理想のヘアスタイルを実現します。それぞれの機能が髪に与える影響と、その使い方について詳しく解説します。
マイナスイオン機能
マイナスイオン機能は、髪に潤いとツヤを与えるとされる技術で、特に髪のダメージを最小限に抑える効果が期待されます。乾燥を防ぎ、潤いを閉じ込めることで、滑らかで健やかな髪へと導きます。
各メーカーが独自に開発を進めており、微粒子のイオンが髪に与える影響の違いを理解することで、より自分に合ったモデルを選ぶことが可能です。
マイナスイオン機能を搭載している製品は、髪の内部から補修しながら美しい仕上がりを実現します。
スチーム機能
スチーム機能は、髪に水分を供給し、しなやかで自然な仕上がりをサポートします。ヘアアイロンを閉じた瞬間に自動でスチームが放出されるモデルもあり、髪の乾燥を防ぎながら形状記憶を助けます。
特に、髪に負担をかけずにスタイリングしたい方には、スチーム機能付きの製品が強くおすすめできます。
スチーム機能搭載のアイロンは、髪の水分と油分のバランスを保ちながら、艶やかでしなやかな仕上がりを実現します。
自動電源OFF
自動電源OFF機能は、長時間放置しても安全に使用できるように、一定時間で電源を自動的に切る機能です。ユーザーの不注意による火災や感電リスクを大幅に低減します。
この機能は、特に忙しい朝や、帰宅後にアイロンのスイッチを切り忘れがちな場合に非常に役立ちます。
自動電源OFF機能は、安全面だけでなく、省エネルギーにも寄与する大切なポイントです。
コードレス
コードレスタイプのヘアアイロンは、持ち運びが容易で、旅行先や外出先でも気軽に使用できるのが大きな魅力です。充電式やUSB給電など、充電方式も多様化しています。
ケーブルの煩わしさを解消し、より自由なスタイリング環境を実現するために、最近注目されているタイプです。
ヘアアイロンの最大温度
ヘアアイロンは製品によって最大温度が大きく異なります。一般的には、ストレートアイロンは170度前後、カールアイロンはそれよりやや低めの温度設定となっており、高温すぎると髪にダメージを与えてしまいます。
使用する際は、髪質に合わせた温度設定を選ぶとともに、セットする時間も短く抑えるのがポイントとなります。
温度設定は髪のダメージに直結するため、自分の髪質に合わせた最適な温度での使用が必須です。
プレート材質
ストレートアイロンのプレート材質には、摩擦が少なく滑らかなテフロン、熱伝導性が高いセラミック、そしてダメージを抑えるチタンなどが用いられます。それぞれの素材には長所と短所があり、髪の状態や求める仕上がりによって使い分ける必要があります。
例えば、セラミックは均一な熱伝導でムラなく髪を温めますが、テフロンは摩擦によるダメージが少なく、チタンは高温でも安定したパフォーマンスが特徴です。
プレート材質の違いは、ヘアアイロンの性能と髪へのダメージを左右する重要な要素です。
よくある質問と回答集
ヘアアイロンに関する疑問は数多くあります。ここでは、実際にユーザーから寄せられる質問とその回答をまとめ、安心して製品を選び使用するための参考情報を提供します。
たとえば、製品の保管方法や温度設定、さらには電源周りの安全性についての質問がよく挙がります。以下に、代表的なQ&Aをいくつかご紹介します。
Q:保管する際の注意点はありますか?
A:ヘアアイロンは湿度の低い場所で保管してください。電源コードを本体に巻きつけると断線のリスクがあるため、整理して保管することがおすすめです。
Q:ヘアアイロンを使うと髪が傷みますか?
A:ヘアアイロンは高温になるため、使用方法や温度管理に注意が必要です。必ず髪を十分に乾かし、スタイリング剤などで熱から守る対策を行ってください。
Q:複数の温度設定が可能な場合、どの温度が適切ですか?
A:一般的には140度前後から220度までの設定がありますが、低い温度での使用を心掛け、1か所あたり3秒以内が目安です。
Q:電源タップが非常に熱くなる場合はどうすればよいですか?
A:そのような異常が発生した場合は、直ちに使用を中止し、専門の修理業者に相談してください。安全第一で使用することが重要です。
用語集
ヘアスタイリングに関連する専門用語を正しく理解することで、製品選びや使用方法のポイントが明確になります。ここでは、主な用語について説明します。
- キューティクル
- 髪の表面を覆う薄い層のことを指します。キューティクルが整っていると、髪はツヤやかで健康的な印象になりますが、ダメージがあると枝毛やパサつきの原因となります。
- 速乾ノズル
- ヘアドライヤーに装着されるアタッチメントで、中央部と外周部で風の強さを変えることで、髪を素早く乾かす効果があります。
- ターボ
- 一時的に風量を最大化する機能で、短時間で髪全体を効率よく乾かすのに役立ちます。
- ナノイー
- パナソニックが採用している微粒子イオン技術の名称です。水分から生成されるイオンが、髪に潤いを与え、内部から補修する効果が期待されます。
- フィルター
- ヘアドライヤーなどの吸気部に搭載される部品で、外気中のホコリやゴミを防ぐ役割を果たします。定期的な清掃が必要とされます。
- プラズマクラスター
- シャープ製品が採用しているイオン技術で、静電気の発生を抑え、髪に水分子のコートを形成して潤いを与える効果があります。
まとめ
本記事では、ヘアアイロンの基本的な機能から選び方、各タイプごとの特徴や主要メーカー、そして最新の機能までを詳しく解説しました。これらの情報をもとに、ぜひ自分の髪質やスタイルに合った最適なヘアアイロンを見つけてください。

