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ヘアアイロンを使うと、サロンの施術のようにきれいなストレートヘアやカールヘアを、ご自宅で簡単に再現できます。しかし、使い方を誤ると、髪を傷めてしまったり、肌にやけどをさせてしまうリスクがあります。
ヘアアイロンの正しい使い方を理解し、髪を傷めずに理想のヘアスタイルを作るコツを身につけましょう。ストレートとカールの両方が思い通りにできるようになれば、毎日のヘアアレンジがより楽しいものになるはずです。
この記事では基本的な使い方から、失敗を避けるコツまで細かく解説します。
ヘアアイロンの種類
ヘアアイロンには、大きく分けてストレートアイロンとカールアイロン(コテ)の2種類があります。
ストレートアイロンは平らな金属板(プレート)で髪を挟んで滑らせ、髪のうねりやクセをストレートにします。一方、カールアイロン(コテ)は金属の筒(パイプ)に髪を巻き付けることで、カールやウェーブを作ります。この他に、ストレートもカールの両方に対応する2wayタイプもあります。
目的に合わせてヘアアイロンを選ぶことが大切ですが、パイプやプレートなどの金属部分はとても熱くなるため、うっかり肌に触れるとやけどする危険性があります。使用する際は十分注意しましょう。
ヘアアイロンの種類 | 特徴 |
---|---|
ストレートアイロン | 平らな金属板(プレート)で髪を挟んで滑らせ、ストレートな毛流れに整える |
カールアイロン(コテ) | 金属の筒(パイプ)に髪を巻き付けて、カールやウェーブを作る |
2wayタイプ | ストレートもカールも作ることができる |
ヘアアイロンを使う前の準備
髪を整えてからヘアアイロンを使う理由
ヘアアイロンを使う前に、必ず髪を乾かしましょう。濡れた髪にヘアアイロンを使うと、乾くまでに時間がかかってなかなか形付かないだけでなく、長時間高温で加熱することで髪の傷みが進んでしまいます。洗髪後や寝ぐせ直しのために濡らした髪も、根元から毛先までしっかりと乾かしてからヘアアイロンを使いましょう。
また、寝起きなど髪の乱れや絡まりがある状態でヘアアイロンを使うと、変なクセが付いたり髪が傷んだりする可能性があります。こういった時はブラシやクシで髪の面を揃えてから使うことで、短時間できれいに仕上げることができます。
- 洗髪後や寝ぐせ直しで濡らした髪は、必ず根元から毛先まで乾かす
- 寝起きなどで髪が乱れている場合は、ブラシやクシで髪の面を揃える
- 乾いた状態の髪にヘアアイロンを使用する
ヘアアイロン用スタイリング剤の効果と使い方
ヘアアイロンを使う前に、ヘアアイロン用のスタイリング剤を使うことで、熱から髪を守ったり、ダメージを補修したりするだけでなく、より低温で形付けやすくなる効果も期待できます。スタイリング剤は髪全体に、少し時間を置いてほぼ乾いた状態でヘアアイロンを使うのがおすすめです。
また、ヘアアイロンの温度設定にも注意が必要です。髪は160℃以上の高温加熱を繰り返すことで弾力が低下し、徐々に形が決まりにくくなったりスタイルの持ちが悪くなったりすることがあります。髪へのダメージを抑えるために、160℃以下に設定して、強く挟んでこすったり引っ張ったりせず、なるべく短時間で仕上げるようにしましょう。
ヘアアイロンを上手に使いこなすには、髪の状態に合わせた準備とスタイリング剤の使用、適切な温度設定が重要です。これらのポイントを押さえることで、髪を傷めずに理想のヘアスタイルを作ることができるでしょう。ヘアアイロンを使う前の準備をしっかり行い、自分に合ったヘアアレンジを楽しんでみてください。
ヘアアイロンの基本的な使い方
ヘアアイロンを上手に使いこなすには、正しい使い方と手順を知ることが大切です。ここでは、ヘアアイロンを使う際の基本的なコツをご紹介します。
髪全体の流れを整えるコツ
ヘアアイロンを使う前に、まずは髪全体の流れを整えることが重要です。寝起きなどで髪が乱れている場合は、ブラシやクシで髪の面を揃えてから使うことで、短時間できれいに仕上げることができます。毛流れが整っていないまま使うと、変なクセが付いたり髪が傷んだりするリスクがあるので注意しましょう。
髪をブロッキング
ヘアアイロンを使う際は、髪を左右に分け、それぞれを上下に分けるブロッキングがおすすめです。上の部分はヘアクリップなどで留めておき、下の部分はヘアアイロンで挟みやすいように、少量ずつ分けておきます。ブロッキングすることで、ヘアアイロンを当てる範囲が明確になり、効率的にスタイリングできるようになります。
一度に挟む毛束の量と温度設定
ヘアアイロンを使う時は、一度に挟む毛束の量にも気を付けましょう。毛束が多すぎると、熱が髪全体に伝わりにくく、思うように形が付かなかったり、長く加熱した部分が傷みやすくなったりすることがあります。きれいに仕上げるには、髪を少量ずつ挟むのが鉄則です。ひと束ずつクシなどで毛流れを揃えてからヘアアイロンを使うと、素早く美しい仕上がりになります
また、ヘアアイロンの温度設定も重要なポイントです。髪は160℃以上の高温で繰り返し加熱すると、弾力が低下して形が決まりにくくなったり、スタイルの持ちが悪くなったりすることがあります。髪へのダメージを抑えるために、160℃以下に設定して、強く挟んでこすったり引っ張ったりせず、なるべく短時間で仕上げるようにしましょう。
ストレートヘアの作り方
ストレートヘアを作るための毛束の取り方
ストレートヘアを作る際は、一度に挟む毛束の量が重要なポイントです。きれいなストレートヘアに仕上げるには、毛束をなるべく薄く少なめに取りましょう。ストレートアイロンのプレートの幅からはみ出さず、挟んだ時に隙間が空かない程度の量が目安です。
少量の毛束を取ったら、ブラシやクシで毛流れを整えてからアイロンに挟みます。毛束が薄いほど、ヘアアイロンを滑らせる間に熱が髪全体に伝わりやすく、均一できれいなストレートヘアに仕上がります。逆に、一度に多くの髪を挟むと熱が伝わりにくく、思い通りの仕上がりにならなかったり、長時間加熱した部分が傷みやすくなったりするので注意が必要です。
ヘアアイロンの動かし方と注意点
ストレートヘアを作る時のヘアアイロンの動かし方は、毛先に向かってゆっくりと滑らせるのがコツです。アイロンが髪を滑らかに動く程度の力で挟んだら、根元から毛先まで一定の速さで動かしていきましょう。この時、しっかりプレスしようと強く挟み過ぎると、髪が引っ張られたり表面が傷んだりする原因になるので気を付けてください。
また、同じ箇所に何度もアイロンを当てるのは髪へのダメージにつながるので避けましょう。1回のスタイリングでストレートが完成するよう、丁寧に進めることが大切です。アイロンを使う前の下準備として、ヘアアイロン用のスタイリング剤を使ったり、160℃以下の温度設定を守ったりすることで、髪へのダメージを最小限に抑えられます。
ストレートヘアを長持ちさせるテクニック
せっかく作ったストレートヘアを長持ちさせるには、仕上げの手順がポイントになります。スタイリングが終わったら、目の粗いクシやブラシで軽く髪全体を整え、まっすぐな状態で髪を冷ましてあげることが大切です。熱い内は髪が柔らかく、形が付きやすい状態です。そこからしっかり冷ますことで、ストレートの形がしっかり定着します。
ストレートヘアをキープするためのおすすめアイテムが、ヘアオイルです。洗い流さないタイプのヘアオイルを毛先中心に馴染ませることで、湿気によるうねりや広がりを防いでツヤのあるストレートヘアを保つことができます。ベタつきが気になる場合は、オイルを手のひらで温めてから毛先に薄く伸ばすようにつけると良いでしょう。
カールヘアの作り方
髪の長さに合わせたカールアイロンの選び方
自分の髪の長さや理想のスタイルに合わせて、カールアイロンの太さを選ぶことが大切です。細いパイプであればくっきり華やかなカールが作れ、太いパイプであればゆるふわカールが作れるでしょう。ショートヘアの場合、太いパイプでは髪が巻き込めずカールが作れないので、細めのパイプを選ぶのがおすすめです。
髪の長さ | おすすめのカールアイロンの太さ | できあがりのカール |
---|---|---|
ショート | 細め | くっきり華やかなカール |
ミディアム〜ロング | 太め | ゆるふわカール |
内巻きと外巻きの巻き方の違い
カールヘアを作る時は、内巻き(フォワード巻き)と外巻き(リバース巻き)の2種類の巻き方があります。
内巻きは、髪の外側にヘアアイロンのクリップ(押さえ板)がくるように持ち、内側に向かってヘアアイロンを回転させながら髪を巻き込む方法です。一方、外巻きは、髪の内側にクリップがくるように持ち、外側に向かってヘアアイロンを回転させながら髪を巻き込みます。
どちらの巻き方も、髪を挟んだ状態でヘアアイロンをゆっくりと毛先に向かって滑らせながら、髪を巻き込むのがコツです。一度に挟む毛束が多かったり、髪に絡まりがあったりすると、滑らかに巻けないので注意しましょう。カールが形付いたら、ヘアアイロンを毛先方向にはずします。
毛先ワンカールの作り方のコツ
毛先だけワンカールにしたい時は、ヘアアイロンの角度をつけずに水平にして使うのがポイントです。ストレートヘアを作る時と同じように、挟む毛束はなるべく薄く少ない方が、ヘアアイロンを滑らせる間に熱が伝わり、きれいに仕上がります。
髪の中間を挟んで毛先までおろしてから巻くと、髪の流れが整い、カールが作りやすくなります。その前に、クシなどで毛流れを整えた状態にしておくことも大切です。
ヘアアイロンを使う時の注意点
ヘアアイロンは便利なスタイリングアイテムですが、使い方を間違えると髪を傷めてしまったり、肌にやけどをしてしまったりする恐れがあります。安全にヘアアイロンを使うために、以下の点に注意しましょう。
髪を傷めないために気を付けること
ヘアアイロンの熱は、髪を柔らかくして形を変えやすくしますが、高温で長時間当てると、髪にダメージを与えてしまいます。ヘアアイロンの温度は160℃以下に設定し、同じ箇所に何度も当てるのは控えましょう。
また、ヘアアイロンを使う前には、髪の毛をしっかり乾かし、ヘアオイルなどのスタイリング剤で髪を保護することも忘れないようにしましょう。ヘアアイロン用のスタイリング剤を使えば、熱から髪を守ったり、ダメージを補修したりする効果が期待できます。
やけどを防ぐために気を付けること
ヘアアイロンは高温になるため、肌に直接触れるとやけどをする危険性があります。使用中は、ヘアアイロンを肌から離して操作し、不安定な場所に置かないように気を付けましょう。顔まわりや襟足など、やけどしやすい部分は特に注意が必要です。
ヘアバンドやタオルを使って肌を保護するのも効果的です。おでこや顔まわり、首などをカバーするために、生え際にヘアバンドやタオルを巻いたりするのがおすすめです。ただし、素材によっては溶けたり焦げたりすることがあるので、ヘアアイロンが直接触れないように気を付けてください。
まとめ
ヘアアイロンを上手に使えば、サロンのようなストレートヘアやカールヘアを自宅で簡単に再現できます。しかし、使い方を間違えると髪を傷めたり、やけどをしたりする危険性もあります。
髪を乾かしてからスタイリング剤を使い、160℃以下の温度設定で少量の毛束を挟んで、ゆっくりと滑らせるのがポイントです。ストレートもカールも、毛先に向かって動かしながら形付けし、仕上げは冷ましてスタイルをキープしましょう。
コツを掴めば思い通りのヘアアレンジが楽しめるはず。ぜひ挑戦してみてください。