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快適なキッチンライフのためには、ガスコンロの選び方は重要です。最近のガスコンロには、料理の効率性や安全性を考慮しながら、お手頃価格から高機能まで幅広いモデルが市場に揃っています。この記事では、ガスコンロのおすすめモデル3選をご紹介します。また、気になる選び方のポイントやメリットも解説します。理想のキッチン空間を実現するために、ぜひ参考にしてみてください。
ガスコンロの選び方【押さえておきたいポイント】
まずは、ガスコンロの選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ガスコンロを選ぶ際には、下記のポイントに注意しましょう。
・ガスコンロの種類
・ガスの種類
・設置スペースの幅
・コンロの口数
・天板部分の材質
ガスコンロの種類 [据え置き・ビルトイン・カセットコンロ]
ガスコンロを選ぶ際には、キッチンのレイアウトや使用環境に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。ガスコンロの代表的な種類は「据え置きタイプ」「ビルトインタイプ」「カセットコンロ」の3つです。下記ではそれぞれの特徴や利点について解説していきます。
➀据え置きタイプ
まず、「据え置きタイプ」は、一般的な家庭でよく見られるガスコンロです。キッチンのカウンターや作業スペースに設置され、シンプルで使い勝手が良く、取り付けも比較的簡単です。コストパフォーマンスに優れ、広く普及しています。
➁ビルトインタイプ
「ビルトインタイプ」は、キッチンのカウンターに埋め込んで設置するタイプのガスコンロです。外観がスッキリとし、キッチン全体のデザインに統一感を持たせることができます。専門の工事が必要ですが、高い統一感と使いやすさが魅力で、洗練されたキッチン空間を演出します。
➂カセットコンロ
「カセットコンロ」は、持ち運びが簡単でポータブルなガスコンロです。キャンプやアウトドアでの利用に適しており、使い捨てのガスボンベを使用します。コンパクトなサイズながらもパワフルな火力を提供し、設置スペースに制約がある場合や、臨時の調理スペースが必要な際に重宝します。
ガスの種類[都市ガス・LPガス・カセットボンベ]
続いて、ガスの種類についても見ていきましょう。ガスには「都市ガス(12A・13A)」と「プロパンガス(LPG)」があり、ガスの種類に合わせてガスコンロを選ぶ必要があります。
また、カセットコンロの場合はカセットボンベを使用します。
➀都市ガス
都市ガスは、一般的な家庭やビルなどに供給されているガスの一種です。都市ガス用のガスコンロは、専用のガスメーターや供給設備と連動して使用されます。都市ガスは安定した供給が行われるため、常時使用する家庭向けに適しています。ガスコンロのバーナーや制御は都市ガスに最適化されており、高いエネルギー効率を発揮します。
➁LPガス
LPガス(プロパンガス)は、ボンベやタンクから供給される液化石油ガスです。ボンベやタンクから供給されるため、都市ガスの整備がされていない家庭でも使用できます。
➂カセットボンベ
カセットボンベは、小型で使い捨て可能なガス容器で、主にカセットコンロで利用されます。これはアウトドアイベントやキャンプ、非常時の備えとして便利です。
カセットボンベ用のガスコンロは、手軽に取り扱えるコンパクトなデザインであり、簡単に設置や片付けができます。使用するカセットボンベの種類によっては、取り替えも簡単で、利便性が高まります。
設置スペースの幅
据え置きタイプとビルトインタイプのガスコンロは、設置スペースの幅に合わせて購入する必要があります。据え置きタイプ・ビルドインタイプはそれぞれ製品によって幅が異なるので、購入する際には事前に必ず幅を測定したうえでのの設置を心がけましょう。
コンロの口数
コンロの口数は、一度に調理できる鍋やフライパンの数に直結します。基本的にコンロの口数は2つか3つから選ぶことができます。料理する頻度や家族の人数、さらに普段作る料理によって適したコンロの口数は変わります。ご自身のニーズに合ったコンロの口数を選ぶよう心がけましょう。
天板部分の材質[フッ素コート・ガラスコート・ガラストップ・ホーロー]
ガスコンロにおける天板部分の材質は、耐久性やお手入れのしやすさなどに影響を与えます。
➀フッ素コート
まず、「フッ素コート」は、非常に滑らかで優れた撥水性を持つ特殊なコーティングが施された材質です。このコーティングにより、油汚れや焦げつきが起こりにくく、お手入れが簡単です。また、耐久性もあり、長期間美しさを保ちます。
➁ガラスコート
「ガラスコート」は、高温に強く、傷つきにくい特殊なガラス素材が使用されています。滑らかな表面が特徴で、料理のこびりつきや汚れが少ないのが魅力です。美しい光沢もあり、キッチンの印象を高めます。
➂ガラストップ
一方で、「ガラストップ」は、強化ガラスでできた天板を指します。見た目が洗練され、清潔感があります。また、耐熱性があり、高温の鍋やフライパンを直接置いても安心です。お手入れも簡単で、日常使いに便利な材質です。
➃ホーロー
最後に「ホーロー」は、鋼板にエナメル加工を施したもので、耐久性に優れています。加熱に強く、優れた保温性を持つ一方で、傷つきやすい性質があります。適切なお手入れと注意が必要ですが、シンプルで使い勝手の良い材質といえます。
ガスコンロとIHクッキングヒーターの違い
ガスコンロを購入する上で、似たような家電としてIHクッキングヒーターが候補に入る方もいるのではないでしょうか。ガスコンロとIHクッキングヒーターの違い、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ガスコンロのメリット・デメリット
ガスコンロの使い勝手の良さは、即座に高温が得られることにあります。炎の大きさを調整しやすく、料理の進行をスムーズに進められます。またコストが抑えられ、一般的な調理器具が利用可能です。さらに停電時でもガスコンロであれば使用することができます。
デメリットとしては、火を使っているため使用している調理器具が汚れやすい点です。またガスコンロは定期的にお手入れが必要ですが、IHと違ってバナーキャップ等が設置されているためお手入れにも手間がかかります。
IHクッキングヒーターのメリット・デメリット
IHクッキングヒーターは火を使わず電気の力で過熱を行うため、とても安全性に優れた商品です。火災のリスクがほとんどない点はガスコンロとの大きな違いでしょう。またIHは基本的に突起物がないため、容易にお手入れができます。食べ物をこぼしたり、鍋からお水が噴き出しても簡単に掃除することができます。
一方デメリットとしてIHに対応している専用の調理器具を使用する必要がある点です。手元にあるものがIHに対応していない場合は新たに調理器具を購入する必要が生じ、初期出費がかさむことになります。IHは電気のため火力調節をLEDのランプを見て調整する必要があることもデメリットの一つです。さらにまたIHはすでに火力は決められた大きさのため細かい火力調整も難しいです。
ガスコンロのおすすめモデル4選
最後にガスコンロのおすすめモデル4選を紹介します。一つずつ詳しく見ていきましょう。
リンナイ(Rinnai)「RTE350GRL-LP グリル付ガステーブル プロパンガス用 左強火タイプ」
リンナイ(Rinnai)「RTE350GRL-LP グリル付ガステーブル プロパンガス用 左強火タイプ」は快適性と安全性が高く、使い勝手のガスコンロをお求めの方におすすめです。
まず、コンロ使用時に便利な「コンロ使用お知らせ機能」が特徴的です。火の使用中は30分ごとに音でお知らせし、消し忘れを防ぐため、安心して調理に集中できます。また、グリルの利用時にも心強い「グリル使用お知らせ機能」もあります。グリルで火を使用中は「ピーピッ」音でお知らせし、5分ごとに1回、10分ごとに2回、15分ごとに3回お知らせすることで、消し忘れを防ぐだけでなく、裏返すタイミングや焼き上がりの目安にも役立ちます。
ガステーブルは単三乾電池(2本)仕様となっており、一般的で常備しやすい仕様なのも嬉しいポイントです。安全性にも配慮し、Siセンサーを搭載しています。コンロ部中央の温度センサーが調理器具底の温度を監視し、調理油の発火危険温度になる前に火力を調節。反対に鍋底の温度が下がると、自動で再度設定火力に戻り、火力を気にせず調理ができます。
パロマ「IC-S87K-L ガステーブルコンロ 左強火 プロパンガス用」
パロマ「IC-S87K-L ガステーブルコンロ 左強火 プロパンガス用」は、安全性が高く、お手入れがしやすいのが特徴です。
まず、簡単な操作で安心して使える「あんしんモード専用ボタン」には、30分の自動消火機能があるため、小さなお子様が居る家庭など安全面に配慮したい場合に嬉しいポイント。料理中に何かに気を取られたときでも、自動的に安全にコンロを消火してくれて、安心して調理に集中できます。また、グリル前ガラス上部に配置された「やけど防止カバー」が、使用中の安心感をアップさせます。
さらに、すっきりコンパクトなグリル排気口&カバーは、グリル後方排気がシンプルでコンパクトな設計となっており、キッチンのスペースを有効活用しながらも機能を十分に発揮します。
岩谷産業(Iwatani)「CB-BS-1 カセットフー 達人スリムβ Iwatani CBBS1」
岩谷産業(Iwatani)「CB-BS-1 カセットフー 達人スリムβ Iwatani CBBS1」は、スタイリッシュでコンパクトなデザインが特徴で、イワタニ・カセットフーシリーズのなかでも最も薄型のカセットコンロです。使い勝手も良く、ムダ火を抑制する「タテ型炎口バーナー」を搭載しています。炎口バーナーは、炎が外にこぼれにくい形状で設計されており、確実な調理をサポート。安全性と効率性を考慮し、ムダ火の発生を最小限に抑えます。
操作性にもこだわり「回しやすい点火つまみ」が備わっています。手元で簡単に点火できるようにデザインされたつまみは、スムーズな調理を可能にします。調理に集中していても手間をかけずに手軽に使えるため、料理初心者から上級者まで、幅広い方におすすめ。また、大きさもコンパクトで持ち運びが容易なため、アウトドア愛好者や旅行者、キャンプ好きの方、キッチンスペースが限られている方にもおすすめです。
パロマ「S37KL2A ガステーブルコンロ 左強火 都市ガス」
パロマ「S37KL2A ガステーブルコンロ 左強火 都市ガス」は安全性に優れた都市ガス用のガスコンロとなります。ガスコンロの火を消し忘れることは誰にでも起こりうることで、最悪の場合ガス漏れや火事など大惨事につながりやすいものですが、パロマ「S37KL2A ガステーブルコンロ 左強火 都市ガス」は30分の自動消火機能を搭載しており専用のボタンで簡単に操作できます。
グリル扉にはやけど防止のカバーが付いているため、子供が使う場合でも安全安心。大きなリスクを避けることができます。
煮こぼれ対策としては「受け皿レス構造のシールドトップ」が採用されており、煮こぼれが器具内に侵入しにくく、お手入れが簡単で清潔な状態を保ちやすいことも特徴の一つです。
まとめ
この記事では、ガスコンロのおすすめモデルを紹介しました。普段あまり注目されないガスコンロですが、調理には欠かせないものです。解説した選び方も踏まえながら、自分にピッタリのガスコンロを見つけましょう。