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各家庭に一つあると便利な両手鍋。シンプルながら使い勝手がよく、人気のアイテムです。多くの種類やブランドがある中で、どれを選んだらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、両手鍋のおすすめモデル5選を紹介するとともに、選び方のポイントも解説します。料理をより効率的かつ快適にするために、理想的な両手鍋を見つけましょう。
両手鍋とは
両手鍋とは、一般的に両側に取っ手が付いている鍋のことを指します。鍋を持ち上げる時に片手でも安定して持つことができるのが特徴です。両手鍋は、スープやシチューなど大容量の料理を調理する際や、移動させる際によく用います。
また、食卓にそのまま置いて共同で食事をする時にも、安定感があって使いやすくなっています。材料を煮る、茹でる、炒めるなど、様々な用途に使用されます。
両手鍋の選び方【押さえるべきポイント7点】
一見、大きな差がなさそうに見える両手鍋ですが、使いやすいモデルを手に入れるためには、ニーズに合わせて選ぶ必要があります。押さえるべきポイント7点を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
両手鍋の材質で選ぶ
両手鍋はモデルによって材質が異なります。主な種類はアルミニウム・ステンレス鋼・鋳鉄の3種類。それぞれメリットや注意点が異なりますので、詳しく見ていきましょう。
アルミニウム
アルミニウム製の両手鍋は、その軽さが特徴です。軽量で扱いやすいため、調理中の操作性が向上し、初心者からベテランまで広く愛用されています。また、優れた熱伝導性を持ち、迅速な温度変化に対応するため、料理の効率が格段にアップします。
しかし、アルミニウムは比較的柔らかい素材であるため、傷がつきやすく、長期間使用する場合は注意が必要です。また、酸味の強い食材や塩分の多い料理の際には、素材が変化する可能性があるため、その点も考慮して購入しましょう。
ステンレス鋼
ステンレス鋼製の両手鍋は、耐久性と優れた耐腐食性が特徴です。酸味のある料理や洗剤による洗浄にも強く、長期間使用しても劣化しにくくなっています。また、外部からの影響に対しても比較的強いため、キッチンでの多様な調理に適しています。
ただし、ステンレス鋼はアルミニウムに比べて熱伝導性がやや劣るため、熱が均等に広がることに時間がかかることがあります。調理目的に合わせた使い分けが重要です。
鋳鉄
鋳鉄製の両手鍋は、保温性が優れています。均一な熱伝導性と蓄熱効果により、ゆっくりと調理したいシチューや煮込み料理に適しています。耐久性が高く、長期間使用しても劣化しにくいのが鋳鉄の利点です。
一方で、その重さが挙げられ、取り扱いには注意が必要です。また、錆びやすいため、保管や手入れにも十分な注意が必要ですが、正しい手入れを行えば、長く愛用できます。
サイズと容量で選ぶ
両手鍋のサイズと容量も、注目すべきポイントです。自分に合ったサイズと容量の両手鍋を選ぶことで、ストレスなく日常的に使用できます。
よく作る料理の種類に合ったサイズ
両手鍋のサイズは、主に調理する料理の種類に合わせて選ぶのがおすすめ。大きな両手鍋はスープやシチュー、パスタなどを調理するのに適しているのに対し、小さな両手鍋はソースや湯を沸かすのに便利です。
家族の人数や使用頻度に合った容量
両手鍋の容量は、家族の人数や料理の量に合わせて考える必要があります。大家族の場合や多人数での食事が多い場合には、大容量の両手鍋が役立ちます。逆に、単身者や少人数での食事の場合は、小さな容量のものでも十分なことも。いずれにせよ、両手鍋を頻繁に使う場合は、容量が適切であることでストレスなく調理できます
底の形状と熱伝導性
両手鍋の底の形状は大きく分けて、平底・円錐底・丸底の3種類。主に熱伝導性に違いがあります。以下で、それぞれの特徴を解説します。
平底
平底の両手鍋は、安定感と均等な熱伝導性が特徴です。鍋が広い面積で直接火にかかるため、食材全体に均一に熱が行き渡り易く、特に炒め物や焼き物に適しています。また、安定感があるため、取り扱いがしやすく、キッチン作業が安心して行えます。シンプルで効果的な調理を求める方におすすめです。
円錐底
円錐底の両手鍋は、鍋底が中央でややくぼんでいる特殊な形状のため、火の通りがよく、中心部に熱が集中しやすいという特徴があります。これにより、煮詰まりを防ぎつつ、食材全体に均等に味がしみ渡ります。深い味わいを求める料理愛好家におすすめ。
丸底
丸底の両手鍋は、熱伝導性が高いのが特徴で、熱を均等に底面に分散させることができます。炒め物から煮物まで幅広い料理に対応可能。日常の使い勝手がよく、料理の幅を広げたいと考えている方におすすめです。
取っ手のデザインと使いやすさ
取っ手の形状や位置は、両手鍋を持つ際の快適さに直結します。使い手の手にフィットする形状や、バランスが良く持ちやすい位置にある取っ手は、長時間の調理でも手に負担をかけません。調理中に鍋を安定して運ぶためにも、取っ手のデザインには注意が必要です。
両手持ちしやすいデザインは、鍋を移動させる際の安定感がアップします。特に大容量の鍋や重い料理を扱う場合、両手でしっかりと持てる取っ手は非常に重要です。握りやすく、滑りにくい素材で作られたものを選びましょう。
蓋の有無と機能性で選ぶ
蓋の有無によって、調理中の料理に与える影響が異なります。蓋があることで、料理の蒸発を抑え、食材の旨みや栄養分をキープ。また、蓋を閉めておくことで調理時間を短縮し、エネルギー効率もアップします。逆に、蓋がない場合は、素材の表面をしっかりと焼き色を付けたり、揚げ物をしたりする際に使い勝手がよくなります。用途や好みに応じて、蓋の有無を検討してください。
また、蓋の機能性も重要なポイントです。透明な蓋や蒸気穴がある蓋は、調理の進捗を確認しやすく、調理中に蒸気を逃がすことができます。蓋が密閉性のあるものは、じっくりと調理したり、保温効果を高めたりする際に適しています。蓋の取り外しや取り付けが簡単なデザインも、使い勝手がいいでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
角のない滑らかな形状や、取っ手やつまみが取り外し可能な両手鍋は、隅々まで洗いやすく、手入れがしやすくなっています。食材の付着しにくい加工がされているかどうかも、お手入れのしやすさを左右します。また、忙しい日常では、食器洗い機が頼りになります。両手鍋が食器洗い機に対応しているかどうかを確認することで、手洗いの手間を省くことができます。より手軽にお手入れしたい場合は、食器洗い機に対応したモデルがおすすめです。
両手鍋の素材によっては、素材を劣化させないお手入れをする必要があります。例えば、鋳鉄製の鍋は錆びやすいため、使用後は十分に乾かす必要があります。素材ごとの注意点を理解し、正しい手入れを心がけることで、両手鍋の耐久性を維持できます。
予算とブランドで選ぶ
予算に応じて、自分に合った価格帯の両手鍋を検討しましょう。高価格帯のものほど、耐久性や機能性が優れていることがありますが、予算を考慮してコストパフォーマンスの良い商品を見つけることが重要です。
また、有名で信頼性のあるブランドから購入することで、品質や耐久性に安心感があります。実績のあるブランドは、製品に対する保証やサポートが充実していることが多く、アフターケアも期待できます。レビューや評価を参考にして、信頼性の高いブランドを選ぶことがポイントです。
両手鍋のおすすめモデル5選

最後に、両手鍋のおすすめモデル5選を紹介します。前述した選び方も踏まえながら、自分に合った両手鍋がないか、チェックしてみましょう!
ヤマダオリジナル「吹きこぼれにくいステンレス 3層底両手鍋20cm」

ヤマダオリジナル「吹きこぼれにくいステンレス 3層底両手鍋20cm」は、優れた保温性を誇る三層底が特徴の両手鍋です。スタンド式のガラス蓋も付属しているため、ふたをしたまま調理過程を確認可能。内面には便利なメモリも搭載されており、調理中の手間を軽減します。特に注目すべき点が、吹きこぼれにくい構造です。この設計により、安心して調理を楽しめます。さらに、ガス火からIH200V/100Vまで幅広く対応しており、多彩な調理ニーズに対応できます。料理好きの方におすすめの両手鍋です。
パール金属「クックマルシェ 3層鋼深型両手鍋 22cm HB-2386」

パール金属「クックマルシェ 3層鋼深型両手鍋 22cm HB-2386」は、料理の栄養やうまみを逃さず、無水調理が可能な両手鍋です。機能性が高いモデルをお求めの方に向いています。ウォーターシール機能(ウォーターシール:鍋の中の蒸気が、ふたと本体の間の溝にたまってできる水の膜)を活用し、調理中の水分や栄養分を逃がさずに閉じ込めます。
スチームコントローラーはレバーをスライドさせることで、蒸気を抜いたり閉じ込めたりと調理の蒸気コントロールが自在。これにより、料理の仕上がりや風味を自分好みに調整できます。さらに、オール熱源対応で、様々な熱源での使用が可能です。
BRUNO「BHK280-GRG ホーロー両手鍋 20cm」

BRUNO「BHK280-GRG ホーロー両手鍋 20cm」、煮込み料理におすすめの両手鍋です。煮込みはもちろん、フタを外してオーブン調理も可能。使い勝手の良い両手ハンドルと、熱い部分に指が触れにくい天然木のつまみが、毎日の調理を快適にサポートします。表面がガラス質なので、匂いや汚れがつきにくく、お手入れも簡単。ガス火でもIH調理器でも効率的に加熱できるため、キッチンからアウトドアまで幅広く活躍します。
毎日の調理にちょうどいい20cmサイズで、コンパクトな両手鍋としても人気です。
ヤマダオリジナル「卓上鍋 IH対応 ガス火 ダイアモンドコート加工 ブラック ヤマダオリジナル」

ヤマダオリジナル「卓上鍋 IH対応 ガス火 ダイヤモンドコート加工 ブラック ヤマダオリジナル」は、ガス火とIHの両方に対応した両手鍋です。吹きこぼれにくい構造で、安心して使うことができます。また、つまみには箸やおたまを置ける便利な設計で、特に料理好きの方におすすめ。お手入れも簡単で、食材がこびりつきにくく、お手入れがスムーズです。4人から5人分の使いやすいサイズで、家族や友人との食事を楽しむことができます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)「KITCHEN CHEF(キッチンシェフ) 無加水鍋 20cm IH対応」
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)「KITCHEN CHEF(キッチンシェフ) 無加水鍋 20cm IH対応」は、余分な水分を加えず、食材の旨みを最大限に引き出せる両手鍋です。セラミックコーティングとアルミダイキャスト製で作られているため、耐久性があり、長期間にわたって使用できます。耐摩耗性50万回の摩擦にも耐え、傷や擦り傷から守ります。この無加水鍋1つで、焼く・煮る・炊く・蒸す・炒める・茹でるなど、多彩な調理が可能です。また、セラミックコーティングにより汚れも落ちやすく、お手入れを簡単に済ませない方におすすめ。家庭用からプロ仕様まで幅広い料理に対応し、忙しい時でも料理をサポートしてくれます。

