熱中症の原因となる暑さの要素、すなわち、気温・湿度・輻射（放射）熱・気流を総合的に考慮した指数を「暑さ指数」（WBGT：湿球黒球温度)といいます。
熱中症モニターを利用することで、これらの情報を的確に得ることができ、アラーム機能などで危険を未然に防ぐことが出来ます。

もはや夏の定番アイテムとなった「冷却シート」。風邪などで熱が出た時に使う印象がある商品ですが、長時間集中する作業でリフレッシュしたいときや、寝苦しい熱帯夜などに、おでこや手首足首などに貼ると冷たくて気持ちいいです。

予防で大切なのは、普段から熱中症に対する意識を持っていること。見える場所にポスターを掲示すれば、現場の意識を高め、予防や応急処置の際に役立ちます。

熱中症を防ぐ対策の一つとして塩分（ナトリウム）と糖を含んだ飲料で水分を補給し､減少した血漿量^※1を速やかに回復し維持させることが重要です。
※1 血漿量：血液のうち血球成分（赤血球、白血球、血小板）などを除いた液体成分